生駒市長にパネル展に対する会場使用許可を取り消すよう求めました。

8月30日・31日に生駒市で、在特会系団体による、人種差別と歴史歪曲に塗り固められたようなパネル展が行われようとしていることに対し、市長に申し入れ書を送りました。以下、ご紹介します。

                                        2014年8月26日
奈良県生駒市長 山下真 様
                            日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク
                  
日本軍「慰安婦」問題を否定し人種差別を煽るパネル展示に対し、
会場使用許可を取り消すよう求めます

 私たちは日本軍「慰安婦」問題の歴史的事実を明らかにし、伝えるとともに、日本政府による被害者が受け入れられる解決の実現を求めて運動を進める市民団体です。この間、関西各地の市民とともに日本軍「慰安婦」問題の解決を求める意見書可決を推進し、生駒市でも2009年9月に全会一致で意見書が可決されています。
 しかし、このような地道な取り組みや市民の努力に対して、この間「慰安婦」問題をねつ造と決めつけ、歴史的事実を否定する動きが強まっています。同様に、在日朝鮮人をはじめとする外国人への陰湿で執拗なヘイト・スピーチが広がっていることは周知のことと思います。ネット上にあふれる差別や個人攻撃だけでなく、街頭で差別的暴言を連呼するなど、悪質さを増しており、奈良県内での「慰安婦」問題関連集会および団体等に押しかけるなどの暴力的行為も度々起こされてきました。
 「慰安婦」問題は、当時の日本軍・政府による決して許されない多くの女性への組織的性暴力犯罪です。この事実を否定することは被害者の尊厳を二重三重に傷つけることにほかなりません。この間、ヘイトス・ピーチの中心となってきた「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の関連団体らが主催して「検証・いわゆる従軍慰安婦展」なるものが、各地で開催されています。ご存知のように奈良県生駒市においても来る8月30,31日に生駒市芸術会館にて開催が予定されています。
 すでに開催された堺市(7/26,27 堺市西文化会館)における「検証 いわゆる従軍慰安婦展」では、主催・共催団体には著名な右派国会議員の後援のもと、在特会系や右派の団体が名前を連ねています。韓国の歴史や文化を貶め、日本による植民地支配を賛美、在日朝鮮人への誹謗中傷など、民族差別、人種的憎悪をあおる内容です。
 「慰安婦」問題については「『従軍慰安婦』は捏造でした!」「慰安婦問題は『作り話』」と断定しています。このような歴史的事実の否定は、欧米諸国であれば「アウシュビッツの嘘=歴史の否定」として処罰の対象になります。いくら日本にはいまだそうした規制がないとはいえ、公共施設を使って、一般市民を対象にこのような歴史の否定、人権侵害のパネル展を開催することは差別の助長・扇動につながりかねません。
 生駒市はこれまで「生駒人権擁護に関する条例」のもと、「あらゆる差別をなくし、人権意識の高揚をはかる」ことを目指してきたものであり、これに真っ向から反する展示が公共施設において開催されていいはずはありません。すでに一部の地域では会場貸し出しの取り消しや返金手続きが行われています。憲法21条の「表現の自由の保障」を理由に市民からの会場使用取り消し要求を拒否した事例もありますが、一方で憲法13条は人間の尊厳を認めており、14条には、人は社会的関係において差別されないと規定されています。生駒市は人種差別や日本軍「慰安婦」被害者の人権侵害を表現の自由として傍観するのではなく、ヘイト・スピーチを許さず、人権尊重のために、今、毅然とした対応を取るべきです。
 国連自由権規約や人種差別撤廃条約など、国際法上ヘイト・スピーチは違法とされており、今年7月24日、自由権規約委員会は日本政府に対し「差別、敵意あるいは暴力の扇動となる人種的優越あるいは憎悪を唱える宣伝はすべて禁止すべきである」と勧告しています。
 生駒市の決断を求めます。


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【関西ネット抗議文】橋下さん、直ちに市長を辞任してください! 吉田証言や朝日新聞を悪用した「慰安婦」否定は許さない!

 8月15日午後、前日の日本軍「慰安婦」メモリアル・デーの集会で確認された抗議文を、橋下市長に届けました。大阪市側は係長がふたりで対応しました。

 市長による、事実をねじ曲げた発言で、被害者の尊厳を傷つけ、国際社会での日本の信頼を失墜させるものだと説明し、市長に必ず伝えるようにきつく言いました。






橋下徹大阪市長
橋下さん、直ちに市長を辞任してください!
吉田証言や朝日新聞を悪用した「慰安婦」否定は許さない!

 8月5日、6日に朝日新聞が日本軍「慰安婦」問題に関する朝日新聞のこれまでの報道の検証記事を掲載しました。これに対し、橋下大阪市長は定例記者会見やTV番組で繰り返し発言しています。昨年、「戦場で兵士を休息させようと思ったら慰安婦制度が必要だった」と述べて、国内のみならず国際社会からも非難され、政治家としての資質が問われたにもかかわらず、今回もまた同じ発言を繰り返し、反省のかけらも見えません。
 橋下市長は「今一番やらなければならないことは日韓関係の改善」であると言いながら、日韓の二国間条約等により法的に解決済みという日本政府の立場を主張しています。しかし、条約が締結された1965年当時、「慰安婦」問題はその論議の俎上にすら上ってはおらず、2005年8月に韓国政府は二国間協定について「財政的民事的債権・債務関係を解決するためのものであり、日本軍慰安婦問題等のような日本政府等の国家権力が関与した『反人道的不法行為』については本件協定により解決されたものとはみることができないので、日本政府の法的責任が認められる」という立場を表明し、日本政府と対立しているのです。加害国からの一方的な「解決済み」の主張は被害国では受け入れられていないのです。
 そして日本軍「慰安婦」問題は決して日韓間だけの問題ではなく、日本が侵略、植民地支配したアジア全域にわたる問題です。橋下市長が言うように吉田証言によって「慰安婦」問題が国際的な問題になったのではなく、被害女性たち自らが勇気ある告発をしたことでこの問題は国際世論化したのであり、彼女たちを置き去りにした日韓の政治問題化が解決を困難にしているのです。あなたが今やるべきことは、被害女性たちに謝罪し彼女たちの声を聴くことなのです。

 また、オランダ人女性を強制的に「慰安婦」にしたスマラン事件について、市長は個別の兵士の罪であって処罰を受けたとして軍(国)の責任はないと言っていますが、当時の法規範に則っても、人道に対する罪で刑事罰を受けた兵士が所属する国は、その者を処罰すべき責任をもっています。そもそも軍に制度がなければ兵士の勝手な判断で慰安所を設置し、女性を集めるのは不可能です。
 さらに「民間業者が悪さをするから取り締まりや性病が蔓延しないように検査をする」というのは、まさに「戦場には慰安婦が必要だった」と言ったことを正当化し、軍の関与があったことも自ら証明しているではありませんか。

 橋下市長は日本の国家としての国際社会での名誉挽回を力説していますが、日本がどのような加害行為をしたのか、真実を明らかにして、謝罪し、賠償し、二度と繰り返さないことを誓い、それを行動で示さない限りそれは不可能と言わざるを得ません。
 ところが、日本政府は河野談話を継承するとしながらも、慰安所での強制性を認めようとしていません。そればかりか、橋下市長のように被害者をさらに何度も傷つける暴言を放置し続けています。誰が言ったのか知りませんが、「日本はレイプ国家だと蔑まれている」と嘆くよりも、自国の過去の過ちに真摯に向き合い、どのような謝罪をするのかを世界に示すことで、日本に対する国際社会の不信感を払しょくすることができるでしょう。
 橋下市長、私たちはあなたが「慰安婦」発言の撤回と謝罪をし、公職から辞任するよう求め続けます。直ちに市長を辞めてください!

2014年8月14日
日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク

【アピール】 8・14日本軍「慰安婦」メモリアル・デー ~日本軍「慰安婦」メモリアル・デーを国連記念日に!

 アピール文

814日本軍「慰安婦」メモリアル・デー

~日本軍「慰安婦」メモリアル・デーを国連記念日に!~

 

本日814日は、第2回目日本軍「慰安婦」メモリアル・デーです。

1991年のこの日、韓国の金学順(キム・ハクスン)さんが日本軍「慰安婦」被害者として初めて名のり出ました。これに続いて、アジア各国で多くの日本軍による性暴力被害者が声をあげ始めました。ハルモニ、ロラ、大娘や阿媽、イブやアボたちが、苦難の人生に終止符を打とうと勇気を振り絞って名のり出、日本政府に対して謝罪と賠償を求める闘いの先頭に立ち、二度と戦争や女性への性暴力のない社会をと訴えました。しかし、多くの方が解決の日を見ることなく亡くなられました。

201212月、各国の日本軍「慰安婦」被害者と支援団体が参加して台湾で開催された第11回日本軍「慰安婦」問題アジア連帯会議で、被害と彼女たちの闘いの歴史を忘れず、記憶するためにこの日を日本軍「慰安婦」メモリアル・デーとすることを決めました。そのスタートの年であった昨年814日、東京ではこの日を国連記念日にしようと呼びかける国際シンポジウムが開催されたほか、日本や世界各地でも市民による連帯行動が展開されました。

今年5月、東京で第12回日本軍「慰安婦」問題アジア連帯会議が開かれ、日本政府に対して一日も早くこの問題を解決するよう求める提言と関連資料を提出しました。さらに、日本軍「慰安婦」メモリアル・デーを国連記念日にするためのキャンペーンを進めることも決議しました。今日814日を中心に、日本の各地―北海道、東京、富山、大阪、広島、北九州と、海外ではソウル、大邱、光州、昌原、台北、マニラ、パリ、ドイツと米国の各都市などさまざまな地域で、連帯イベントが企画されています。日本軍「慰安婦」問題の事実を知らせ、日本政府の応答を求める行動が広がっています。

しかし、この国を再び「戦争ができる国」にしようとしている日本政府・安倍政権は、この問題の解決をめざすどころか、右派政党・政治家や一部のマス・メディアの力を借りながら、歴史的事実を否定しようとしています。それに対して7月、国連自由権規約委員会は「『慰安婦』に対する性奴隷慣行」と題する日本政府への勧告を通して、暴力的な連行の有無ではなく、被害者の意思に反して行われた行為を国際社会は問題視していることを明確に指摘しました。

戦時性暴力は裁かれるべき戦争犯罪であり、人道に対する罪です。現在もなお世界中に戦時性暴力の犠牲となっている女性たちがいます。日本軍「慰安婦」問題解決は戦時性暴力をなくすための第一歩なのです。

今、どうしたら日本政府をして解決へと向かわせることができるのか、私たちに何ができるのかを考えた時、大切なのは被害者・被害国や国際社会の声だけではなく、何よりもこの国の市民一人ひとりが解決を求める声をあげることです。

私たちは、日本軍「慰安婦」メモリアル・デーを解決されなかった記憶としてではなく、解決を勝ち取った日として、すべての戦時性暴力を許さない日として記憶し、未来へとつなげたいのです。そのために、どんな小さな取り組みや思いであっても全国、世界に広げ、戦時性暴力を許さない平和な社会を必ず実現するために、力を合わせましょう。

2014814

日本軍「慰安婦」問題解決全国行動

第2回 8.14メモリアル・デー in 大阪 扇町公園に200人が参加

第2回目の8・14メモリアル・デーを迎えて、関西では<世界は「慰安婦」問題の解決を求めている~安倍政権の暴走を許さへん!>をテーマに集会とデモを開催しました。
会場となったのは北区扇町公園。5時半からのプレイベントが始まったころはまだ人もまばらでしたが、寸劇が始まるころには100人ぐらいの人たちが集まってくれました。
関西ネットメンバーによる寸劇「未来へのドアをたたき続けよう」は金学順ハルモニをはじめ、金福童ハルモニ、吉元玉ハルモニが出演、悪役には橋下、安倍、籾井、百田が勢ぞろい。みんなそっくりのお面をかぶり、なりきり演技を披露してくれました。
司会の元気いっぱいのあいさつでいよいよ集会開始!
主催者あいさつに続いて、「しないさせない!戦争協力」関西ネットワーク、橋下市長の「慰安婦」・性暴力発言を許さず辞任を求める会、子どもたちに渡すな!あぶない教科書 大阪の会、「ピースおおさか」の危機を考える連絡会、JR大阪駅前街宣裁判闘争報告、元衆議院議員服部さんと、6団体・個人からアピールを受けました。
安倍政権、橋下市長の下で進められる「戦争のできる国」づくりに向けた「慰安婦」問題否定や歴史歪曲教科書採択の動き、市民運動への攻撃など、現場からの報告や連帯して行動していこうという熱いメッセージが続きました。
その後、今回のアクションのために準備した「謝罪」「賠償」「解決」と書かれた薄紫&黄色のカードを全員で掲げて日本政府に向けてコールしました。
続いて、全国各地のメモリアル・デー共通のアピール文<8・14日本軍「慰安婦」メモリアル・デーを国連記念日に!>を朗読、全体で確認しました。
さらにこの間、橋下市長が朝日新聞検証記事をめぐって「慰安婦」問題の歴史を全否定する発言を繰り返していることに対して関西ネットとして抗議声明を提案、これも全体の拍手で確認され、後日橋下市長に届けられます。

集会後ただちに梅田までデモを行いました。
このころにはメンバーも200人近くに増え、カラフルな横幕と、黄色と薄紫のカードが夜空にしっかりと映えるなか、力強いデモコールが響きわたりました。
「慰安婦」問題の一日も早い解決、安倍政権の暴走を許さず、橋下市長の辞任、NHK 籾井会長の罷免と、百田経営委員の辞任を勝ち取るまで、引き続きがんばります!(P)

814日本軍慰安婦 (25)
814日本軍慰安婦 (45)

戦争と女性の人権博物館 壁画オープニングセレモニー

今日は11時から「戦争と女性の人権博物館」で、壁画の完成イベントがありました。私が訪れた7日はまだ作業中で、完成に向けてたくさんの若者たちが集い、一生懸命絵を書いていました。
昨日10日のソウルは激しい嵐で、壁画がどうなったのかちょっと不安ではありました。
本日11日は前日とはうって変わった快晴で、私が訪れた時はすでにたくさんの人が集っていました。金福童ハルモニのお姿も。(私の韓国語が勉強不足で、ちゃんと挨拶できなかったのが残念。)
メインの壁画のある鉄扉にかけられた幕を開けると、美しい花々と蝶々に囲まれた金学順ハルモニのお姿が。わっと歓声があがりました。
その看板を前に金福童ハルモニが挨拶をされました。何を喋られたのかは、言葉の問題がありよくわかりませんでしたが、若い人たちがしっかりとハルモニの言葉に耳を傾ける姿が、とても印象的でした。
急遽私も指名され、日本政府や橋下市長が「強制連行はなかった」と今だに言い続け、悪質性が一層増していること、それに負けず全国で8・14メモリアルデーが取り組まれ、関西では大きなデモ行進を行うと元気良くアピールして来ました。若い人たちの前でアピールするのは、ちょっと恥ずかしかったです。
韓国では学生たちが「平和ナビ」「希望ナビ」を作り、確実にハルモニの願いは若者たちにひろがっていることを実感しました。
実は8日朝ソウル駅で、ナビ基金の募金活動をしている若者にも出会いました。
わたしたちも負けてはいられません。ハルモニたちの願いを、希望を、がんばって広げていきましょう!
파이팅!
(だい)


今日は光州に来ました

今日は光州に来ました。
光州事件の墓地に行き、資料館でたくさん勉強しました。
もちろん光州事件の予備知識はありました。でも実際に来たら、驚くことばかりです。
軍はこんな大きな街を封鎖し、報道規制をしたんですよね。驚きです。1980年といえば、私が12歳のとき。私がガンダムに夢中になっていた頃、この街ではあんな惨劇が繰り広げられていたのですね。私の娘のような子どもまで被害にあっていたのですね。今更ながら、ガンダムに夢中になっていたあの頃の自分に、腹が立ちました。
光州事件は、責任者処罰がされています。もちろん全斗煥と盧泰愚のことです。責任者処罰がされて始めて被害回復がなされるということを、改めて思い知らされました。
私が関わっている日本軍「慰安婦」問題は、責任者処罰がされていません。済州4・3も、そうですよね。
実はこれまで責任者処罰を口にすることに、若干のためらいがありました。でも光州事件のことを知り、そんなことはいっていられないと思うようになりました。
本当に来てよかったと思います。

(だい)

石破茂自民党幹事長の発言は本末転倒 直ちに撤回せよ

みなさま

8月5日、朝日新聞の「慰安婦」問題についての検証記事に対し、
石破官房長官は同日、事実を歪める発言を行いました。
これについて、日本軍「慰安婦」問題解決全国行動として、
以下、発言の撤回を求める声明を出しました。

(ぱん)
========【拡散希望】==========

石破茂自民党幹事長の発言は本末転倒
直ちに撤回せよ

8月5日付『産経新聞』によると、

1.自民党の石破茂幹事長は5日、「国民の苦しみや悲しみをどう解消するかだ。わが国だけでなく、取り消された報道に基づき、日本に怒りや悲しみを持っている国、韓国に対する責任でもある」と指摘したと言う。
 これは、本末転倒な論理である。
石破氏は、日本軍「慰安婦」問題に関する『朝日新聞』報道が「日本国民に苦しみや悲しみ」を与えたと言いたいようだが、「日本国民に苦しみや悲しみ」を与える行為を行ったのは、かつての日本軍である。また、「韓国に対する責任」を負うのは、日本政府である。
私たちは、『朝日新聞』が「慰安婦」「問題の本質は、軍の関与がなければ成立しなかった慰安所で、女性が自由を奪われ、尊厳が傷つけられたことにある」と、正しい見解を改めて表明したことを歓迎する。

2.石破氏は、「有力紙たる朝日新聞が吉田(清治)氏という人の証言に基づき、慰安婦問題を世論喚起し国際的な問題となってきた。それを取り消すなら、今までの報道は一体何だったのか」 と批判したという。
 これも、日本軍「慰安婦」問題の国際世論化の原因を理解していない発言である。
 日本軍「慰安婦」問題が世論喚起され国際的な問題になったのは、第一に、被害女性自らの勇気ある告発によるものである。第二に、「官憲による暴力的な強制連行」がなければ日本政府に責任はないと主張してきた日本政府自らが、国際世論の常識を刺激したのである。国際世論の常識は、女性たちが意に反して軍人たちの性の相手をさせられたのであれば、たとえ連行過程が人身売買であれ、甘言によって本人たちが了解して行ったものであれ、それは女性に対する重大な人権侵害だと見なしているのである。
 「吉田清治証言によって『慰安婦』問題が世論喚起され国際的な問題になった」というのは、事実に反する根拠なき言説である。このような言説を意図的に流布して「事実化」しようとする行為に政治家が加担することは断じて許されない。

3.石破氏は、「検証を議会の場で行うことが必要かもしれない」「地域の新しい環境を構築するために有効だとすれば、そう いうこと(国会招致)もあるだろう」と述べたと言う。
メディアに対し、これほど露骨に政治的圧力をかけることが、果たして許されるのだろうか。多くの市民が不安と恐怖、危機感を感じたに違いない。今、政治がなすべきことはこのようなことではなく、一刻も早く日本軍「慰安婦」問題解決のための積極的な案を提示することである。それこそが「地域の新しい環境を構築するために有効」な行為になるであろう。

4.石破氏は、「真実が何かを明らかにしなければ平和も友好も築けない」と述べた。
 この言葉には、心から同意する。この言葉に則って、日本政府自ら真実を明らかにし、認め、謝罪し、賠償することを求める。

2014年8月8日
日本軍「慰安婦」問題解決全国行動
共同代表 梁澄子 渡辺美奈

今日、戦争と女性の人権博物館に行きました!

8月7日、私はソウルにいます。ソウルの「戦争と女性の人権博物館」に来ました。
博物館の前では、若者たちがたくさんの集まり、ボランティアで壁画を作っていました。彼/彼女らは、平和ナビや希望ナビのメンバーです。
私もユン・ミヒャン代表にすすめられるまま、絵筆を取りました。

博物館では今、コンゴのマシカたちの写真を展示していました。マシカは自分も戦時性暴力の被害者となりながら、同じ仲間を助ける活動をしています。
3歳の娘さえレイプされる現実に愕然とし、涙を流しました。もし私の娘が同じ被害にあったら……きっと尋常ではいられないでしょう。
これが現実です。目を背けてはならない現実です。

ウリチプにお土産を持って行きましたが、ハルモニたちはもう休んでいたので、桃のゼリーを預けておきました。

それにしても、若い人が多いのはいいですね。希望がもてます。
日本でも負けないよう、頑張りましょう!

(だい)

産経新聞社へ訂正要求書を提出!

産経新聞社への訂正要求書提出について

「産経新聞」は、2014.5.25付「『歴史戦第2部 慰安婦問題の原点』~『日本だけが悪』周到な演出…平成4年『アジア連帯会議』」の記事中、看過できない誤りを多数掲載しています。これに対し、8月6日付で別添「訂正要求書」を提出したことをお知らせいたします。
当会は、裏付けもないまま多数の誤りを紙面に掲載した産経新聞の今後の対応に注目し、今後も逐一、その対応・回答を明らかにしていく所存です。
2014年8月7日
第12回アジア連帯会議実行委員会
日本軍「慰安婦」問題解決全国行動


産経新聞社 御中

訂正要求書

 

2014.5.25付「産経新聞」の「歴史戦第2部 慰安婦問題の原点」~「日本だけが悪」周到な演出平成4年「アジア連帯会議」の記事中の以下の記述につき、事実と異なる部分がありますので、速やかに貴紙紙面で訂正文を掲載された上で、当実行委員会への連絡をお願いします。

 

1.3面写真に、

平成48月、ソウル市内で開かれた「挺身隊問題アジア連帯会議」で舞台に立つ元慰安婦女性ら(館雅子氏提供)」とのキャプションがつけられていますが、この写真はバックに「問われる戦後補償 韓国遺族会 第一回口頭弁論」という文字が見えています。これは、「韓国太平洋戦争犠牲者遺族会」訴訟の第一回口頭弁論後の報告集会の写真ではないでしょうか。

 確認の上、訂正を求めます。

 

 

2.1面記事は、

この会議に参加した舘は会場で迷い、ドアの開いていたある小さな部屋に足を踏み入れてしまった。

 そこでは、韓国の伝統衣装、チマ・チョゴリを着た4~5人の元慰安婦女性が1人ずつ立って、活動家とみられる日本人女性や韓国人女性の言葉を「オウム返し」に繰り返していた。

 「元慰安婦に(シナリオ通りに)言わせるのは大変なのよね」

 日本からの参加者がこう話すのを耳にしていた舘は、あの部屋で見たのは「元慰安婦女性たちの振り付けだ」と確信した。

としていますが、第一回アジア連帯会議(当時の名称は「挺身隊問題アジア連帯会議」)当日、「慰安婦」被害者は全員普段着で参加しており、白いチマ・チョゴリを着て参加した人は一人もいません。必要であれば写真を提示することもできます。

従って、上記についても、内容全体の訂正または取消を求めます。

3.1面記事は、

 日本からは「日本軍『慰安婦』問題行動ネットワーク」……が参加

 

 としていますが、92年当時、このような名称の団体は存在していませんでした。

 これについても訂正または取消を求めます。

 

 

4.1面記事は、

続いて、インドに住むタイ人女性が「日本軍さえたたけばいいのか。インドに来た英国兵はもっと悪いことをしたのに」と泣きながら訴えると、日本語の怒鳴り声が会場に響いた。

 「黙りなさい。余計なことをいうな!」

 舘はこのときの様子を「日本だけが悪いというストーリーを作り上げていた」と述懐する。

 

 としていますが、

当日、タイ在住のタイ人女性が1名参加していますが、インドに住むタイ人女性が参加した事実はありません。また、引用のような発言もなく、日本語の怒鳴り声が会場に響いた事実もありません。

これについても訂正または取消を求めます。

 

 

5.1面記事は、

「私たちは韓国の女性と違って、優しくて従順なので日本の兵隊さんにかわいがってもらい、遠足にも一緒にいきました。だから韓国の強い姿勢とは違う」

 台湾代表がこう主張し、韓国側が要求する個人補償を求めない考えを表明すると、激しいヤジが飛んだ。声を荒らげて怒る人、議長席に詰め寄る人などで会場は騒然となった。

としていますが、台湾の報告者は「台湾『慰安婦』に関する初の報告書」とのタイトルで報告し、その内容は「これらの女性のほとんどが物質的補償を望んでいる。しかし、補償を望んでいるとはいえ、期待してはいない。もしも、日本政府が韓国の「慰安婦」に補償するなら、台湾の女性たちも補償されなければならない。彼女たちは、他の「慰安婦」たちと同じ処遇を受けることを願っている。これらの女性のうち何人かは必ずしも物質的補償を受けなければならないとは思っていないが、彼女たちの健康状態が苦しくなれば、特別な支援を受けなければならなくなるだろう。彼女たちが物質的な補償を望む理由は、まず健康上の理由、遺族のため、または現在の窮乏生活のためである。彼女たちの老後のために補償は必ず必要だ。このうち2名は特にたいへん怒っており、台湾政府が日本政府から補償を受け取るために支援することを望んでいる」というもので、記事とは全く逆の内容です。

従って会場が騒然となった事実もありません。

この点についても、訂正または取消を求めます。

 

 

なお、この要求書および貴紙の回答・対応につきましてはインターネット等を通して公開いたしますので、ご了承ください。

 

201486

12回アジア連帯会議実行委員会

日本軍「慰安婦」問題解決全国行動

第95回大阪水曜デモ

第95回大阪水曜デモ
 昨夜の8月水曜集会はロックアクションと重なってしまい、どれだけ参加してもらえるのか不安の中でのスタートでしたが、最終的には45人の皆さんが集まってくださいました。酷暑の中、用事や仕事を片づけ、一息つく間も惜しんで、ヨドバシカメラ前に集まってくださる皆さん、本当にありがとうございます。
 昨夜は8.14日本軍「慰安婦」メモリアルデーのカラーチラシを道行く人たちに撒きました。「世界は「慰安婦」問題の解決を求めている」という大きな文字と、金学順さんのお顔が目に飛び込んでくる迫力あるレイアウトの効果でしょうか、チラシの受け取りはなかなかのもの。「がんばってください」と
声をかけてくれる若い女性が2人もいて、とても励まされました。一方で、「朝日新聞は誤報を認めたんだけどなあ」と聞こえよがしにつぶやきながら通り過ぎる男性もいました。朝日新聞が5日朝刊で、済州島の強制連行に関する記事を取り消したことに関しては、アピールのなかでも触れましたが、ある一つの加害証言が事実ではなかったことを鬼の首でもとったかのように吹聴し、「強制連行」というもの自体がなかったかのように言いなす動きに、私たちは決して負けるわけにはいきません。たくさんの裁判資料、そして何より、被害女性たちの、心の奥から絞り出すような証言の数々を、一人でも多くの人に伝えなければならないと、思いを新たにする水曜集会でもありました。
 前々回から始まった若者アピールでは、今夜も2人の20代女性から、「慰安婦」問題はきっと解決できる、力を合わせましょうと力強い呼びかけがありました。また、JR駅前街宣に関して威力業務妨害という罪名をこじつけられたものの、地裁で無罪を勝ち取ったHさんは、今後、高裁でどうなるかはわからない、しかし、裁判はどうあろうとも、憲法の保障する権利を守るため闘い抜くと高らかに宣言されました。
 その他、福島の子どもたちを招いた保養キャンプ、在特会京都朝鮮学校襲撃事件の高裁判決、7月に堺市でおこなわれた在特系団体による「慰安婦展」の中身の差別性などについて、次々と報告が出され、
ぎゅっと中身の詰まった集会となりました。
 次回水曜集会は9月3日ですが、その前に、8月14日扇町公園メモリアルデー集会(17:30スタート、19:00デモ出発)、8月26日NHK大阪放送局前街宣(13:30~14:00)と、関西ネット主催の街頭行動が続きます。ぜひご参集ください。
(たな)

プロフィール

日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク

Author:日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク
わたしたちは日本軍「慰安婦」問題解決のため、関西を中心に活動しています。

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