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【追悼】チェ・グムソンハルモニ

このところ、本当に立て続けに被害者がなくなっておられます。これで韓国で生存されている被害者は48人。
私たちも、日々の闘いが急かされているのだと実感します。
1日でも早く、今すぐにでも、「慰安婦」問題の解決を!(だい)




皆さま

またひとりの日本軍「慰安婦」被害者が亡くなられました。
7月5日夜11時20分にチェ・グムソンハルモニが他界されました。

1925年11月に生まれたチェ・グムソンハルモニは
老いによる病で2007年から老人専門病院に長期入院しつらい闘病生活を送りました。
そのまま病院にて昨夜息をひきとられました。
ハルモニが苦痛のない安らかなところへいけるよう願います。

今年に入ってすでに7人のハルモニが亡くなり
日本軍「慰安婦」生存者は48人になりました。
ハルモニがひとりでも多く生きているうちに
謝罪を受け心の苦痛をとりのぞくことができるよう
一日も早く問題が解決しなければなりません。

チェ・グムソンハルモニの冥福を祈ります。



韓国挺身隊問題対策協議会

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[報道資料]キム・ボクトンハルモニ、紛争地域児童および平和活動家養成のための奨学金をナビ基金へ寄付

日本軍「慰安婦」被害者キム・ボクトンハルモニが、終戦70年を迎え、紛争地域児童および平和活動家養成のための奨学金をナビ基金へ寄付した。

1926年生まれ、満14歳で日本軍「慰安婦」に連行され、広東・香港・スマトラ・ジャワ・マレーシア・シンガポールへ連れていかれ苦痛を経たハルモニは、1992年に韓国政府へ被害者登録した後、ウィーン世界人権大会、日本巡回証言集会、国連およびヨーロッパキャンペーンをはじめ毎週水曜デモの最前列に立ち平和と人権を叫ぶ活動を続けてきた。

 特に、201238日の世界女性デーには、日本軍「慰安婦」被害者であるキル・ウォノクハルモニとともに、日本政府から法的賠償を受け取れば同じ苦痛を経ている戦時性暴力被害女性を助けるために使うと明らかにし、「ナビ基金」の創立者となった。キム・ボクトンハルモニは、「再び私のような被害者がいてはならない」という願いをより多くの人々と分かち合うため、解放70年を迎えた今年、まだ日本政府から法的賠償は受け取っていないが、これまで貯めた5千万ウォンの全財産をナビ基金に寄付し、紛争地域の子どもたちと平和のため活動する人々をサポートしたいとの思いを624日の第1184回水曜デモで明らかにした。

 624日午前には国連人権最高代表とも面会し、日本軍「慰安婦」問題解決を訴えた。

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ナビ基金主要活動経過

 

2012

2012.03.08  日本政府の法的賠償を求め、戦争による被害女性を支援する意義を知らせる日本軍「慰安婦」被害者の記者会見開催。最初の受取人としてコンゴ民主共和国の内戦中に強かんされた被害者でありながら、他の女性被害者や子どもを助ける活動を繰り広げている 「マシカ(Rebecca MasikaKatsuva) 」さんを選定

                      歌手のイ・ヒョリさんが最初の推進委員として500万ウォンを寄付

2012.04.10  キル・ウォノク、キム・ボクトンハルモニの名でマシカさんに「ナビ基金」支援を伝える手紙を発送

2012.04.25  マシカさんから感謝の手紙を受け取る(25日)

2012.10.30 「戦争と女性の人権博物館」及び「ナビ基金」の準備のために、「第1回イファ(梨花)ナビコンサート」を開催

2012年「ナビ基金」募金(54,006,343ウォン)

 

2013

2013.3.08  「3.8世界女性デー」に、日本軍「慰安婦」被害者による戦時性暴力被害女性「支援基金」の2回目の受取人を発表。ベトナム戦争当時、韓国軍に性暴力被害を受けた生存者とその子どもを2回目の緊急受取人に選定

2013.4.23   ベトナムの韓国軍性暴力被害者11名に支援を開始(毎月一人当たり100ドルを支援)。韓国軍性暴力被害者22名を支援

2013.7.26~ 「ナビ基金」準備のため「ナビバッジ」を製作及び販売活動

2013.8.13  第1回日本軍「慰安婦」世界メモリアルデー記念国際シンポジウムにコンゴ活動家の招請及び発表。国際シンポジウム参加者「ナビ基金」募金額370,400ウォンと300ドルをSynergy of Congolese Womens Associations に支援

2013.8.15  クァンヤン(光陽)女子高校サークル、大韓民国弘報部の学生が年初めから100万人「ナビバッジ」着用運動を展開し、手作りで「ナビバッジ」を製作、販売してつくった収益金1170万ウォンを支援

2013.8.30  「ナビ基金」準備のためのCharity Concert開催

2013.9.09~11 LAナビが在米韓国人衣類協会の支援でLA NABI Fundraisingイベントを開催

2013.8.14~9.02募金活動を展開(総募金額5,314,300ウォン、総寄付者2,571名)

2013.9.2612.31 NaverHappyBean」で「戦時性暴力被害女性に希望を伝える、ナビ基金」募金活動を展開(総募金額:1,308,800ウォン 総寄付者:300名)

2013年ナビ基金募金(68,252,799ウォン)

 

2014

2014.2.1318  「ナビ基金」と旅立つベトナム平和紀行開催(ベトナムホーチミン市、プエン省、ビンディン省)

2014.2.263.6  ベトナム平和紀行文「オーマイニュース」に5回連載

2014.3.07     戦時性暴力被害者支援とベトナム戦争における韓国軍の犯罪に対する責任の履行を要求する「3.8世界女性デー」、及び「ナビ基金」発足2周年記念の記者会見

2014.5.286.20  コンゴのマシカさん及び戦時性暴力被害者団体、及び病院を訪問し、支援活動(チョン・ウンジン写真作家)

Hope in Actionウシリカ女性連盟、ヒルアフリカ連盟、ケセロ病院、マシカさんを支援

2014.7.248.15  「コンゴの涙2014-終わらない戦争、乾かない涙」の展示会を開催(戦争と女性の人権博物館)

2014.10.      ベトナム韓国軍性暴力被害者8名を支援、追加支援(毎月50ドル)

2014.10.3111.9  ベトナムの支援者10名、韓国軍性暴力被害者22名に対するビデオ証言事業を行う

2014年ナビ基金募金(85,091,553ウォン)

 

2015

2014.3.1620  ナビ基金追加支援対象者10名に対し現地で証言の聞き取り活動(ビンディン省)

2015.4.23   「戦争と女性の人権博物館」日本後援会の主催で日本で初めて「ナビ基金集会」開催

2015.4.25    ハンギョレ新聞土曜版、ベトナム韓国軍性暴力被害者の証言と「ナビ基金」活動、ユン・ミヒャン代表がビンディン省を訪問した結果を基にした内容の記事が紙面3枚掲載

2015.5.2530  ナビ基金追加支援対象者7名に対する現地証言の聞き取り活動(ビンディン省)

2014.6     コンゴのウシリカ女性連盟に、反乱軍に性暴力を加えられて村から追われた被害者に緊急支援

2015531日ナビ基金募金(32,280,583ウォン)    

  

現在、ナビ基金は

 ベトナムでは国軍性暴力被害者28名に毎月50ドルずつ支援

 コンゴではウシリカ女性連盟に緊急支援費1,000ドルと1年間(毎月500ドル)6,000ドル支援、性暴力被害者でありながら活動しているマシカさんには3年間(毎月500ドル)6,000ドル支援中

 

 

 

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日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク

Author:日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク
わたしたちは日本軍「慰安婦」問題解決のため、関西を中心に活動しています。

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