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NHK番組「クローズアップ現代+」(2017年1月24日放送)「韓国 過熱する“少女像”問題 初めて語った元慰安婦」に対する公開質問状

先日NHKの「クローズアップ現代」で「慰安婦」 問題と関連した放送がありました。
その内容について問題点が多く、見過ごすことはできないと考え、 本日以下の公開質問状をNHK日本放送協会宛てに送付しました。

2月10日までの回答を求めています。

番組は以下のYouTubeでご覧になれます。

クローズアップ現代+ 「韓国 過熱する“少女像”問題 初めて語った元慰安婦たち」

https://youtu.be/JcVsKBAL-oU

https://www.siteadvisor.com/sites/https%3A%2F%2Fyoutu.be%2Fjcvskbal-ou","domain_specifier":"","CCList":"{}","displayURL":"https://youtu.be/jcvskbal-ou"}" style="font-family: inherit; margin-left: 2px; position: relative; display: inline; cursor: auto; width: 16px; height: 16px; float: none;">



NHK日本放送協会会長 上田良一 様
「NHKクローズアップ現代+」担当者 様

NHK番組「クローズアップ現代+」(2017年1月24日放送)
「韓国 過熱する“少女像”問題 初めて語った元慰安婦」に対する公開質問状

1月24日に放送された「クローズアップ現代+ 韓国 過熱する“少女像”問題 初めて語った元慰安婦」は、視聴者に誤った情報を与えており、看過できない内容でした。

以下に主な問題点を列記し、各項目につき説明を求めます。

1.番組は、「当事者にも多様な声」があり「それを置き去りにしない」ことが求められていると締めくくっていますが、同番組こそが、「日韓合意」に反対して「支援金」を拒否している被害者の「声」を「置き去り」にしています。受け取った被害者が「多数」と強調していますが、「多数の声」だけを伝えることは「多様な声」を伝えることにはなりません。なぜ一方の声だけを取り上げたのか、説明を求めます。


2.番組は、韓国では「合意」を受け入れた被害者の声が伝えられていないと何度も繰り返していますが、日本では反対する被害者の声が伝えられていません。同番組も、「支援金」を受け取った被害者および家族3組を紹介する一方で、反対する被害者はただの1人も登場させませんでした。これは、「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」という「放送法第4条4項」の定めに背くものではないのか、説明を求めます。


3.番組は、このような偏った取材に基づいて、「まさに当事者の思いとは異なる形で少女像が設置されている」とまで断定しました。少女像を自らの分身だと言い、愛情を注ぐ被害者も多数存在するにもかかわらず、なぜこのような断定をしたのか、説明を求めます。


4.「支援金」が31名の被害者に支給されたことは韓国でも報道されていますが、これを受け取った被害者に対する非難の声は、運動団体や市民、メディアも含め、韓国社会のどこからも聞こえてきていません。その支給過程で韓国政府や「和解・癒やし財団」がとっている言動に対する批判が出ているだけです。にもかかわらず、番組では「アジア女性基金」の例をあげながら、お金を受け取った被害者が厳しい世論にさらされているかのような印象付けをおこなっています。何を根拠にこのような報道をしたのか、説明を求めます。


5.釜山の少女像問題については、朴槿恵大統領の退陣を求める韓国のデモを紹介し、「こうした政治的な空気の中で、釜山の日本総領事館前に少女像は設置された」と、あたかも韓国内の政治状況が少女像設置の要因であるかのように伝えています。しかし、釜山総領事館前の少女像設置を計画し推進した学生団体は、「合意」直後の2016年1月20日に設置計画を発表し募金活動を開始しています(2016年1月21日付『産経新聞』)。つまり、ソウルの日本大使館前の「平和の碑」(少女像)の「適切な解決」に言及し、10億円で「最終的・不可逆的解決」を買おうとするかのような日本政府の態度こそが、若者たちを突き動かした要因だったのです。釜山の総領事館前の少女像設置について、基本的な経緯等に関する取材すらしていないと思われますが、この点について説明を求めます。


釜山に少女像を設置した学生団体は、「合意」に反発した市民の一例です。番組は、なぜ韓国の市民がこれほど「合意」に反発しているのか、韓国市民の声を取材し明らかにするのではなく、「合意」で被害者が納得しているにも関わらず、これに反対する市民という構図の下、今日の事態の責任を韓国市民社会に問うものでした。これが、根本的な誤りです。今日の事態の責任は、被害者への謝罪の手紙を書く意思は「毛頭ない」と言い放つ安倍首相、10億円は「賠償ではない」と繰り返し、被害者個人が現在も持っている法的賠償請求権を無視して一貫して「法的に解決済み」と主張する日本政府にあります。これらの言動は、「合意」でうたった「反省とお詫び」が口先だけのものだと、韓国市民に繰り返し確認させる役割をしたのです。

番組の最後では「(被害者が亡くなれば)当事者不在の最悪のシナリオ」になると危惧し「当事者に寄り添う原点を忘れずに」と強調しています。しかし、そもそも被害者の頭越しに拙速な「合意」を行い、それを被害者に押しつけた当事者は誰なのでしょうか。そうした日韓両政府の対応の問題に切り込むことこそメディアの果たすべき役割ではないでしょうか。

今回の報道内容は、政府の意向を忖度することで、メディアとして事実を追究し、様々な角度から報道するという役割を忘れ、「慰安婦」問題を歪めており、強く抗議します。あわせて、NHKは公共放送として国家の統制から自立し、市民の目線に立った報道を行うよう強く求めます。

本状に対する回答を、2月10日までにお送りください。

     
 2017年1月31日

日本軍「慰安婦」問題解決全国行動

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インドネシア・南スラウェシの被害女性の声を聴く

1月29日、アムネスティ・インターナショナル日本と「慰安婦」問題の解決を求める北摂ネットワーク・豊中の主催による、鈴木隆史さんの学習会が開催され、参加しました。鈴木隆史さんはインドネシア・スラウェシ島の南スラウェシで、日本軍の性奴隷にされた女性たちの聞き取りを継続して行っています。

あたかも日本では「慰安婦」問題は日韓の外交問題のように扱われることが多いですが、それは全く正しくありません。そして被害者を取り巻く状況も国によって全く異なります。インドネシアは国民基金の調査や個人給付の対象からも外れ、謝罪や補償なども問題になることなく、ニュースで報じられるような少女像云々というような政治さえも全く無縁の、まさに貧困と孤独と絶望の中に暮らしています。

鈴木さんが聴き取っている被害者は、スラウェシ島の海軍基地に併設された慰安所で「慰安婦」にされた、南スラウェシの女性たちです。この日数人の被害証言の映像を見ました。

ヌラさんは学校から友人と一緒に帰ってくるところで拉致され、慰安所に入れられました。慰安所で覚えた日本語「バゲロー(馬鹿野郎)」「ハンゴーモテコイ(飯盒持ってこい)」という日本語が聞いていて痛かったです。解放後、2日間かけて歩いて家に帰ったのですが、「日本人とセックスした女は汚いのでいらない」と家から放逐されました。その後、遠縁の娘を引き取りましたが、その娘がヌラさんのことを「正直で礼儀正しく生きてきた」と語っていたことがとても印象的でした。

アランさんは日本軍の飛行場のそばに住んでいて、家の裏手にある日本軍壕で身の回りの世話をするよう命じられ、そのままレイプされました。彼女は慰安所に入れられたわけではないのですが、毎晩のように日本軍に呼び出されてはレイプされ続けました。しかし彼女はそのことを家族には一切言わず、戦後一緒になった夫にも口を閉ざしていたそうです。晩年、壕での体験を娘さんに告白し、娘さんは村の住民にも聴き取り調査を行ったところ、15人もの人が同じ被害に遭っていたそうです。もちろん実際にはもっとたくさんの人が被害に遭っていたことでしょう。

インドネシアにはシリという文化があり、強かんにあった女性は恥とされ、家族から追放されたり、場合によっては殺されたりすることもあるそうです。そんなインドネシア社会の中で、被害者たちは全く孤独に70年間暮らしてきました。

当時を知る男性たちに「身内に被害女性はいるか」と尋ねても、誰もが口を揃えて「いない」というのだそうです。そんなわけはありません。被害女性はいなかったことにされるのです。

鈴木さんが聴き取った女性たちも、動画の中で「周囲の人は誰も知らない、誰にも言えない」と仰っていました。遠い日本から来た研究者の鈴木さんに対してだからこそ言えることもあるのです。

そんな中で私たちは何をすればよいのでしょうか。

謝罪とは、補償とは、その人の属する政府から要求されなければ応じられないものなのでしょうか?

国家と国家の交渉事でしか解決できない問題なのでしょうか?

そんなはずはありません!

過去の加害事実を直視し、被害者に対して真摯に謝罪し補償することは、加害当事国として自発的に行うことができるはずです。そしてそのためにできることが、私たちにまだあるはずです。

(だい)

【追悼】パク・チャスンハルモニ

中国大陸に残されたハルモニは、本当は韓国に帰ったハルモニより多かったのではないかと思っている。そのくらい、敗戦後に放置されたハルモニたちの絶望は深かった。そんなハルモニがまた一人亡くなられた。合掌。(だい)

中国湖北省に暮らしていた日本軍「慰安婦」被害者パク・チャスンハルモニが

2017年1月18日午前7時30分に亡くなりました。

 

1923年に生まれたハルモニは

家が貧しく伯父の家にあずけられ、酒を売る丁稚奉公をされました。

そうしているうちに中国へと売られ

湖南省、南京などで日本軍性奴隷にされ苦労しました。

解放後、日本軍は武漢の日本租界地で日本軍「慰安婦」を集めましたが、

日本軍の監視がゆるんだすきに逃げ出しました。

「慰安婦」生活をしたことをとても恥ずかしいことだと故郷に帰ることは考えず

そのまま中国に残りました。

昨年、中国湖北省にハルモニを訪問したとき、ハルモニは韓国語をすべて忘れていましたが

故郷はどこかとたずねると全羅南道羅州だと韓国語でこたえ、アリラン、豆満江などを歌われました。

「朝鮮は大丈夫かい?」と故国の心配をしていたハルモニ。

健康状態が急に悪化し、今日の午前に目を閉じられました。

ハルモニ、これからは苦痛をすべて忘れ、故郷の心配もせず、

安らかにお眠りください。

パク・チャスンハルモニのご冥福をお祈りします。

韓国挺身隊問題対策協議会

2月1日の大阪駅前水曜行動にご参加ください

いま、釜山領事館前に設置された少女像を巡って、日本国内では許しがたい言説が流布されています。安倍政権やその関係者は「日韓合意の精神に反している」「ボッタクリ詐欺だ」などと言い、駐韓大使を一時帰国させるという強い姿勢で韓国政府に恫喝をかけています。

しかし「日韓合意の精神に反している」というならば、安倍首相の言動こそがその精神に反しています。「慰安婦」被害者に「これ以上謝る必要はない」「謝罪の手紙など毛頭考えていない」などと平気で口にし、被害者を傷つけています。日韓合意の精神とは「日韓両政府が協力し,元慰安婦の方々の名誉と尊厳の回復,心の傷の癒やしのための事業を行う」ことであり、安倍首相の言動によってすでに合意は破綻しています。

ましてや「10億円払ったのだから少女像を撤去しろ」といった被害者の頬を札束で叩くような態度は、加害者にあるまじき行動であり、決して許すとはできません。

釜山の少女像は釜山の市民が建てたものであって、韓国政府が建てたものではありません。韓国政府には碑を撤去する権限もありません。安倍政権が駐韓大使を引き上げてまで「碑を撤去しろ」と主張するのは、韓国政府に釜山の市民を弾圧しろと命令しているのも同じです。

いま必要なのは、「私たちは釜山の少女像を支持します!」と、日本から声を上げることです。

皆さん、2月1日(水)19時に大阪駅前ヨドバシカメラ前に集まってください。私たちと一緒に、日本の誠意を示しましょう!

条件付き謝罪は謝罪ではない 日本政府は、日韓合意の破綻を認め、 「慰安婦」被害者と韓国の民意に向き合え

日本軍「慰安婦」問題解決全国行動 声明

条件付き謝罪は謝罪ではない

日本政府は、日韓合意の破綻を認め、

「慰安婦」被害者と韓国の民意に向き合え

 日本政府は、釜山総領事館前に「平和の少女像(以下、少女像)が設置されたことに対し、駐韓大使および釜山総領事の一時帰国など4項目の対抗措置をとると発表した。同措置およびこれを伝える報道に、私たちは強く抗議 する。

Ⅰ 日本政府に抗議する 

1.韓国では、2015年12月28日の日韓政府間合意(以下、合意)に対する民衆の怒りが爆発し、日本政府に対する不信感がさらに高まった。直近の世論調査でも、「合意を破棄すべき」との回答が6割に迫っている。釜山の少女像も、合意に怒った釜山市民・学生らが合意直後に建立計画を立て、合意1周年の日に設置を挙行したものだ。まさに合意が、韓国民衆との関係改善を図りようもない状況 をつくり出したと言っても過言ではない。

 合意後にさらに高まった怒りの主な要因は、

(1)日本政府が10億円について「賠償ではない」と繰り返し述べたこと、にもかかわらず韓国政府と「和解癒し 財団」が「賠償にあたるもの」等と国民を欺き、被害者たちの説得にも当ってき たこと、

(2)安倍首相がお詫びの手紙について「毛頭考えていない」と一蹴するなど、「お詫びと反省」を合意で謳いながら実は謝罪する気など全くないこと、 

(3)「日本は10億円を拠出したのに、韓国は合意を守っていない」として、日本 政府が事実上、駐韓日本大使館前の「平和の碑」の撤去にのみ執着し、圧力を加えていること。韓国民衆は「韓国政府が10億円で『平和の碑』を売り飛ばした」と怒っている。

韓国民衆を怒らせているのは、女性たちを戦争遂行の道具とする重大な人権侵害をおかしながら、心から謝罪するどころか、「金を出したんだから碑を撤去しろ」と言わんばかりの日本政府の態度なのである。「未来世代に謝罪を繰り返させない」ために口先だけで「お詫びと反省」というフレーズを述べたにすぎないことが、この「少女像」をめぐる態度に象徴的に現れていると見抜かれているのだ。これは、ナチスに虐殺されたユダヤ人犠牲者のための記念碑、記念施設をブランデンブルグ門の南に設置したドイツ政府の姿勢とはあまりにも対照的だ。本来、日本政府が日本国内に記念碑や施設を建てるのが加害国としてあるべき姿勢なのである。

2.今回の事態には、甚だしい論理のすり替えがある。日本政府は、合意に従ってすでに10億円を支払ったのだから、合意で「最終的・不可逆的に解決」したのだから、釜山市民が釜山の領事館前に少女像を設置するのを韓国政府が禁止しないことは合意違反だと言う。しかし、合意ではソウルの日本大使館前の「平和の碑」について「適切に解決されるよう努力する」ということだけで、そもそも「平和の碑」の撤去も約束されてはいない。正式文書もない、両政府が口頭で発表しただけの「最終的・不可逆的解決」合意が、民衆の慰霊・追悼、記憶の行為にまで及ぶかのように世論をミスリードする行為を、政府は直ちにやめなければならない。

3.諸悪の根源は、被害者を抜きにした、「慰安婦」問題の根本的解決ではない、政府間合意自体に存在する。これに気づかない限り、被害者の、また韓国民衆の怒りと不満のマグマはいつまでも噴出し続けるだろう。この度の事態も、日韓合意では日本軍「慰安婦」問題の解決にならないことを再び浮き彫りにした。こうした事態が起きるたびに高圧的に対処することはかえって反発を招き、関係を悪化させる。

第一、今回の少女像設置問題を直ちに政治・経済問題に直結させ、4項目の制裁措置をとるのはあまりに稚拙だ。過去の日本が犯した重大な人権侵害の被害回復、つまり人権問題なのであり、外交・政治・経済問題とは別に協議し考慮すべきだ。日本が加害国としての責任を果たすべく、2012年にアジア連帯会議が提出した「日本政府への提言」に立脚した根本的解決策を実施しなければ、永久に、こうした事件が続くであろう。

また、昨年11月には、謝罪と補償を長年待ち続けているフィリピン、東ティモール、インドネシアの高齢の被害者たちが遠路来日して外務省を訪れ、私たちも同様に被害者であると切々と訴えた。韓国だけではない、アジアの全被害者に対して、被害者が亡くなる前に日本は責任を果たさねばならない。

Ⅱ 報道機関に求める

この件に対する報道は押し並べて、合意により日韓関係が改善に向かっていたという前提に立っている。これは、交渉自体が困難になっていた首脳会談や安全保障等、政府間での協議ルートが再開されたことを主に指していると思われるが、政府間の関係だけが日韓関係なのだろうか。または経済関係だけが日韓関係なのだろうか。

前述のように、釜山の少女像も、合意に怒った釜山市民・学生らが合意1周年の日を期して設置を挙行したものだ。このような韓国市民の怒りを無視して「関係が改善したと報じるメディアは、政府の視点に追随し、民衆の意思を黙殺する非民主的な言説を振りまいていることを認識すべきである。翼賛報道の轍を踏まず、メディアの使命と主体性を自覚し、この問題の本質的な 視点に立った報道をするよう求める。

 2017年1月8日

日本軍「慰安婦」問題解決全国行動

第125回大阪駅前水曜行動報告

2017年初の大阪駅前水曜行動は新春にふさわしいスペシャルゲスト・Swing MASAさんの演奏で幕を開けました。

年末年始にかけてたくさんの報道がありました。この間の情勢について関西ネットからアピールし、日韓合意がいかに不当なものであるか訴えました。「慰安婦問題」は、一回限りの口約束で解決するようなものではないし、「最終的かつ不可逆的」などと言っているうちは、決して解決はないのです。

次に社民党元衆議院議員の服部良一さんから「『慰安婦』問題は終わってない。日本政府が謝罪してないからだ!お金じゃない、誠意をもって謝れ!」と力強くアピールがありました。

沖縄問題について、辺野古に基地をつくらせない大阪行動の方から、高江、辺野古で市民の基地建設反対の声が踏みにじられ、工事が強行されているひどい現実が訴えられました。

おんな・こどもをなめなよ!の会から、憲法24条の集会案内もありました。

韓国からの留学生からも、日本軍「慰安婦」問題は解決されていないとアピールがありました。

1時間の水曜行動の間にSwing MASAさんにはDon't Kill、ペンノレ、スタンド・バイ・ミーの3曲を披露していただき、寒空の下、約60人の参加者を得て熱く盛り上がりました。

もちろんSwing MASAさんの演奏に負けないように、水曜ダンサーズも寒さに負けず踊りましたよ!

次回は2月1日水曜日、大阪梅田ヨドバシカメラ前でお会いしましょう。

(だい)

1月4日の大阪駅前水曜行動にご参加ください

 昨年の12月28日で、あの犯罪的な日韓「合意」から一年が経ちました。
安倍首相はこれまで加害の事実(日本政府の関与)を認めず、謝罪もせず(朴槿恵大統領に電話で伝えたからそれ以上謝罪する必要はない)、韓国政府に対して10億円と引き換えに少女像の撤去を執拗に迫っています。
韓国ではこの一年、多くの市民が「合意」を屈辱的と捉え、朴槿恵政権にその破棄を求めてきました。その熱い思いは、政権を崩壊させる一因になりました。そして朴槿恵政権の崩壊が「合意」を揺るがせかねないと見るや、あろうことか安倍政権は「『合意』の破棄は受け入れられない」と露骨な予防線を張っています。
この「合意」を被害者は受け入れていません。そして韓国の市民も拒絶しています。国連女性差別撤廃委員会でもこの「合意」に対して、被害者の「真実、正義、償いを求める権利」を保障し、彼女らの立場に寄り添った解決を目指すよう日本政府に勧告しています。喜んでいるのは安倍政権と朴槿恵政権、オバマ政権だけで、被害当事者も世界中の人々もこのような「合意」は望んでいません。
今こそ日本の市民も「過去の加害に真摯に向きあえ」と大きく声を上げ、安倍政権に被害事実の認定と真摯な謝罪と補償を迫るべきです。
今年最初の大阪駅前水曜行動は、日本軍「慰安婦」問題をめぐる情勢や沖縄辺野古・高江の闘いの報告などのほか、Swing MASAさんの寒さを吹き飛ばすサックス演奏も予定しています。
みなさん、ぜひ1月4日19時に大阪梅田ヨドバシカメラ前にお集まりいただき、私たちも韓国の市民に負けないように「合意NO!」の声をあげましょう。
日時:2017年1月4日(水) 午後7時~
場所:大阪梅田ヨドバシカメラ前
主催:日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク
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プロフィール

日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク

Author:日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク
わたしたちは日本軍「慰安婦」問題解決のため、関西を中心に活動しています。

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