2017/04/05
李順徳ハルモニが亡くなられた翌日、私たちは悲しい気持ちを胸に抱えて街頭に立ちました。4月5日の大阪水曜行動を報告します。
関西ネットから、李順徳ハルモニの苦しかった被害体験や、名乗り出られて関釜裁判を闘い抜かれたことを紹介しました。これで生きておられる被害者は39人になってしまいましたが、多くの人が悲しみを共にしています。ここ、大阪でも。
同じ昨日、長峰駐韓大使が帰任し、新聞は大きく報じました。しかし李順徳ハルモニの死を報じることはありません。10億円だして歴史から消し去ることを使命とするような日本政府や、それに同調するマスコミ。本当に許せません。
また先週、東京で「慰安婦」博物館会議が開催されたことも紹介しました。歴史を継承するのは私たちが実践します!
共謀罪あかんやろオール大阪からのアピール。共謀罪の本質は「私たちをどう管理するか」ということ。政府は一般の人は関係ないというが、一般の人を管理したのが治安維持法。絶対に許してはならない。
森友問題を考える会からもアピールがありました。森友問題は一体どこまで解明されたのか?疑惑は深まるばかり。政府は幕引きを図りたがっているが、それを許してはならない。
森友問題の本質は、安倍夫妻と松井知事。アベ政治と維新政治を終わらせよう!
栃木県からこられた男性が、祖父から聞いた話を紹介してくださいました。祖父はチチハルヘ戦争に行き、慰安所を利用していました。そこには15歳の少女もいたそうです。そして祖父も自分が悪いとは思っていなかった。それが侵略戦争というものだから。
被害者の証言が事実であると、祖父は語ってくれました。
この問題は被害者も加害者も生きている。きちんとした謝罪と賠償を行うことが日本人の責務です!
世間では桜もチラホラ咲き始めましたが、被害者には苦難の歴史がまだまだ続いています。そして被害者は次々と亡くなられています。
最後に関西ネットからメンバーから、李順徳ハルモニの思い出を涙を流しながら語りました。
ハルモニに謝罪を届けられなかった。
泣いた分、明日も闘うことを決意し、70人の参加者とともにシュプレヒコールをあげました。
次回大阪駅前水曜集会は5月3日19時から。憲法記念日ですが、安倍政権は憲法を守る気は皆無です。それは被害者が望んだ世界でもありません。
憲法記念日にヨドバシカメラ前にご参集いただき、足元から平和と人権を訴えましょう!
이순덕 할머니 사랑함니다!
