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米サンフランシスコ市に「慰安婦」記念碑~「姉妹都市解消」をタテに妨害し続ける吉村大阪市長に抗議の声を!

◆ 吉村大阪市長にみなさんの声を届けてください!  →詳しくはサイトへ
 

9月22日、サンフランシスコ(以下SF)市内公園に市民によって建てられた「慰安婦」記念碑は予定通り、SF市に寄贈される予定でした。
 2015年から準備され、当時の橋下市長の抗議や、日米の右派市民たちによる妨害もはねのけ、議会で全会一致で決定していたことです。
ところが、ここに至っても吉村大阪市長はSFエドゥイン・リー市長に繰り返し書簡を送り、「慰安婦」記念碑を公有化するなら姉妹都市関係を見直すと申し入れました。
「慰安婦」記念碑は戦争ではなく、平和を願い、女性の人権が尊重される社会の実現を願う市民の意思を象徴するものです。
 記念碑の否定は、そうした市民の願いを踏みにじる、恥ずかしい行為です。
吉村市長はこの件でエドウィン・リー市長に会談まで申し入れています。 こうした独断的な市長の行為に対して、みなさまおひとりおひとりの声をぜひとも大阪市と吉村市長に届けてください。

大阪市 市民の声受付ページ 
       

<朝日新聞デジタルより 関連記事>

 http://www.asahi.com/sp/articles/ASKBZ61S3KBZPTIL01L.html

                        <毎日新聞より 関連記事>
                        https://mainichi.jp/articles/20171102/k00/00e/040/199000c

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【追悼】イ・ギジョンハルモニ


皆さま 

またひとりの日本軍性奴隷制被害者が亡くなられました。 
忠清南道タンジンで暮らしていたイ・ギジョンハルモニが11月11日午前亡くなられました。 

1925年に忠清南道タンジンで生まれたハルモニは、19歳ごろに日本軍の服を洗濯する仕事があるとだまされ連行 されました。 
家族にも知らされることなく連れ去られました。 
プサンからシンガポール、ビルマの軍専用慰安所に動員されました。 
解放後、軍艦に乗ってプサンへ到着、ソウルでお手伝いなどをしながら細々と暮らしました。 
後に故郷へ帰ったハルモニは父親にだけ「慰安婦」生活を告白しました。 
2005年、被害事実を知った妹に連れられて申告されました。 

旧盆連休前に訪問したときは元気に笑ってくれたのですが、、、 
ハルモニたちに時間はありません。 
イ・ギジョンハルモニのご冥福をお祈りします。 

韓国挺身隊問題対策協議会 
梁路子 

第135回大阪駅前水曜集会報告

少し肌寒くなってきた11月1日水曜日、大阪駅前水曜集会を行いました。

まず最初に、関西ネットから活動報告を行いました。

関西ネットは、吉村大阪市長が取っている恥ずべき行動について、この間抗議行動を行っています。吉村市長はサンフランシスコ市が市民の願いで建てられた「慰安婦」碑に対して、姉妹都市の取り消しをちらつかせて恫喝を行っています。(詳細は抗議文をお読みください。)

また「慰安婦」関連の資料をユネスコ文化遺産に登録する件についても、日本政府は強い妨害活動を行っています。ユネスコは「対話を促すために」登録を見送っているというニュースが流れていますが、対話を妨げているのは日本政府です。そのこと自体が被害者を苦しめるものであり、私たちは到底許せるものではありません。

留学同の若い方からアピールがありました。

ハルモニたちの闘いを見て、私たちがどう行動するのか問われている気がする。私たちも、年配のあとに続いてというよりも、私たちこそが主体的に運動を担っていきたい。

11月25日は女性に対する暴力撤廃の国際デーです。性暴力を許さない女の会からもアピールがありました。

現代の性暴力被害と日本軍「慰安婦」問題とは、密接な関係があります。

日本軍「慰安婦」問題について「無理やり連れて行かれたというのでなければ強制ではない」と主張したがる人もいますが、騙されてる連れて行かれても強制です。このような言説は、今の日本の性暴力被害についても横行しています。強かん事件でも被害にあったとき、騙されたり激しく抵抗できないことが多いのに、被害者の主張はバッシングにあうこととも多いです。市井の男性にだけではなく、判決にも信じられないものが多いです。

「女がしっかり抵抗せえへんから、男が合意があると勘違いしてもしゃあない」

「抵抗したのならこんな被害には合わない」

そんなひどい判決も出ています。

性差別が横行するのはファシズムの初期症状という指摘もあります。ファシズムに抗するためにも、女性の人権を守り、差別と闘っていきましょう。

最後にシュプレヒコールをあげ、参加者50人とともに11月25日に韓国ソウルで開催される「2017 同行の日 私たちの手で解放を!」に対するメッセージ動画を撮影しました。

次の大阪駅前水曜集会は12月6日。みなさん、大阪梅田ヨドバシカメラ前でお会いしましょう!

訃報

みなさま

 

韓国挺身隊問題対策協議会より、訃報のお知らせです。

 

17歳のハルモニを襲った恐ろしい体験や、その後の苦難の人生を思うと、言葉がありません。

謹んでご冥福をお祈りします。

 

 

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皆さま

 

2017年11月1日午前、日本軍性奴隷制被害者のひとりが亡くなられました。

ハルモニは、17歳のときにひとりで家にいたところ、区長と巡査が入ってきてとにかくついて来いといい、

恐れおののいた状態で何もわからないまま連行されました。

そして、タイ・シンガポール・ビルマとつれまわされ、ひどい苦痛を味わいました。

その後、大きな衝撃と恥ずかしさで身分を隠し、一人で苦しい生活をしてきました。

ハルモニは、昨日の夕方、いつものように床にふされましたが、

今朝確認してみるとすでに亡くなってられたそうです。

訪問のときには明るい笑顔を見せてくれたハルモニでした。

ハルモニが、生涯の苦痛をすべて忘れ、安らかに眠られるよう祈ります。

ハルモニのご冥福をお祈りします。

家族の意向により、葬儀は非公開で執り行われます。

 

韓国挺身隊問対策協議会

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日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク

Author:日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク
わたしたちは日本軍「慰安婦」問題解決のため、関西を中心に活動しています。

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