韓国“平和ナビ”参加報告会

 9月19日(金)、韓国“平和ナビ”参加報告会 ~若者同士で語り合った日韓の現在・未来」~と題して、日本から韓国の8・14メモリアルデーに参加された大学生おふたりの方から、話を聞く機会を持ちました。

 平和ナビとは、梨花女子大や高麗大など20あまりの大学に200人ほどが集う、日本軍「慰安婦」問題の解決のために集まった学生サークルです。
 大阪の大学に通う一人の日本人学生と在日朝鮮人の学生が、8月12日~15日まで韓国ソウルを訪れ、韓国の学生たちと交流を深めました。
 8月13日には水曜デモに参加したのち、戦争と女性の人権博物館を見学しました。
 8月14日の昼には平和ナビフェスタと南北日大学生討論会を行い、夜にはソウル駅の街頭で開催された「日本軍『慰安婦』問題解決のためのろうそく文化祭」に参加してきました。

 14日の討論会では、日本人としてOさんが「日本の集団的自衛権行使に対する国民の世論と今後の活動方向」というテーマで発表、在日朝鮮人という立場からYさんが「日本の右傾化、歴史歪曲に対する朝鮮学校。在日朝鮮人弾圧」というテーマで発表したそうです。韓国からは「解決しない『慰安婦』問題に積極的に取り組まない政府、その理由とは」というテーマで発表があり、発表後はそれぞれの立場から意見交換を行ったそうです。
 この場でも、お二人が発表した内容について、改めて(駆け足でしたが)発表していただきました。その内容は、私たちがきいてもとても勉強になりました。

 私たち関西ネットは残念ながら高齢者が多いのですが、若い大学生が考えていることを身近できくことができたのは、大きな刺激になりました。そしてハルモニたちの思いがしっかりと若い世代に伝わっているのだと実感できて、とても嬉しい気持ちがしました。……ただ、彼女たちの周囲でも、この問題に関して無関心であったり否定的な人が多いという実態をきいて、悲しくもなりましたが。

 Yさんが、韓国の学生の発表に対して述べていた意見が、私にはとても印象的でした。
 「韓国の学生は、韓国政府の消極的な姿勢の一因として親日派の問題をあげていた。それは自国政府に対する批判的な観点がしっかりと持てているということ。ハルモニたちがナビ基金を通じて韓国軍によるベトナムの性暴力被害者の支援を行っているように、韓国の多くの人が自国の歴史にしっかりと向かい合っている。日本の現状とあまりにも違う」

 最近の日本の現状は、政治の世界にしても報道の世界にしても、歴史に向き合うどころか、背を向け、ヒトラーがやったようなウソを並べデマを煽って日本軍「慰安婦」問題の否定に躍起になっています。Oさんが今の日本の状況とナチスの時代と似ていると指摘していましたが、本当にそんな暗澹とする情勢です。
 国際世論は、日本軍「慰安婦」問題への理解は揺らいでいません。吉田証言のことなど全く関係なく、日本軍「慰安婦」問題は戦時性暴力の問題であり性奴隷制度であるということは。国際的には常識であり、日本でだけが非常識なのです。この事実に背を向け続けると、日本は本当に戦前の繰り返し、戦争への道まっしぐらです。
 その時、犠牲になるのは、ここにいる大学生や、もっと若い世代です。
 そんな時代にさせないために、もっともっとがんばらなくては。ハルモニたちがいつも訴え続けている、戦争のない平和な時代を築かなければと、改めて胸に誓いました。
(だい)
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