【アジア連帯会議2日目、其の1】被害者の証言、基調提起



22日朝、たくさんのマスコミが注目する中、ユン・ミヒャン挺対協代表の挨拶で会議は始まりました。
「被害者が名乗り出て長い月日が経った。『私たちの戦争は終わっていない』と言っていたハルモニたちの戦争は、20経っても終わらないまま、戦後70年を迎えることになった。今回の会議を「戦後70年、私たちは日本軍「慰安婦」問題の解決に向かう」と銘打ったが、それは、今年は何が何でも解決させなければならないという強い意思の表れだ。」

そして引き続き、6人の被害者の方のお話しがありました。
ロラ・エステリータは70年前に起きた自らの被害を証言され、「私は強制性を示す生き証人。安倍首相は嘘つきだ。安倍首相は国家としての責任を認めるべき」とおっしゃいました。
河床淑ハルモニは、中国に取り残されたハルモニです。「50人ほどが戦後とり残されたが、みな死んでしまった。生きているのは2人だけ」と無念をにじませました。
吉元玉ハルモニは「みなさんに感謝したい」と一言だけ述べられ、マイクを譲りました。
李容洙ハルモニは安倍首相訪米に合わせて訪米しときに聴いた米上下院での演説に触れ、「私たちの問題に一切触れなかった」と怒りをあらわにしました。そして「私は200歳まで生きて、この闘いに勝ちたい」と述べられました。
金福童ハルモニは、「天皇が行った悪いことでも、今の人たちが清算しなければならない。日本は戦争犯罪国家。なのに70年経った今、また悪いことをしようとしている」と危機感をあらわにしました。
ロラ・フェデンシアは、「これまで日本で4回、南ア、カナダ、北京などで証言してきた。日本での裁判闘争も7番目の原告として闘ってきた。フィリピンの大統領が私たちのことを支持しないのを残念に思う」と悔しさをにじませました。それはフィリピン政府を金で買収しようとする日本政府への苛立ちでもあります。


その次に、基調講演がありました。
まずは日本から、梁澄子さん(日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表)から、日本の運動の提起がありました。
第12回アジア連帯会議で採択された日本政府への「提言」を無視し続けている日本政府の態度を批判しました。
また安倍首相の「人身売買」発言は被害者を愚弄するものでありながらも、日本軍「慰安婦」制度が当時の国際法に違反していること、それが仮に民間業者の犯罪だったとしても国家に責任があるというのが国際法での常識であり、安倍政権にこのことを認めさせることによって、このような被害者を傷つける発言を繰り返すことをやめさせなければならないという提起がされました。

ユン・ミヒャンさんは梁澄子さんの発言を受ける形で基調提起されました。
1、日本政府に「提言」を受け入れさせるために
(1)日本政府に「提言」を受け入れさせるための国際的なネットワークを作る。
(2)国連レベルで真相調査をさせる。
(3)米国をはじめ決議8周年のフォローアップをさせるような世論を作り上げる。
2、安倍政権や右派勢力の否定活動に対し、「否定的な活動」として対応するのではなく「肯定的活動」として対応する。正面から反駁するのではなく、主張や要求の正当性や真実を積極的に知らせる。
3、被害者の活動を肯定的に評価市広めることによって、安倍政権や右派の名誉毀損に対抗する。

基調提起は、前回のアジア連帯会議で採択し日本政府に提出した「日本政府への提言」をどう実現させるかが、強く前に打ち出されました。

それで午前が終了。午後からの各国報告へと続くのです。
(だい)
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