【緊急行動】サンフランシスコ市の「慰安婦」像を阻もうとする橋下市長らの行動を許すな!(団体賛同署名のお願い)

 みなさま

 先週、米国サンフランシスコ・ベイエリア在住のMiho Kim Leeさんより、主に大阪に拠点を置く団体、グループや組織あてに次のような依頼が来ました。

 先月、サンフランシスコ市議会に「慰安婦」碑の設置を求める決議案が提出されました。
 サンフランシスコ市では、これまでもホロコースト、エイズ、ゲイ迫害など、多くの人々の命を奪った不正義を記憶し、2度と同じ過ちを犯すことのないよう、慰霊碑を建ててきた歴史があります。

 ところが、この流れに対抗するように、日本の「なでしこアクション」ら極右団体がこれを阻止するため、領事館などを通して日本政府の協力を得ながら、歴史歪曲に活発に取り組んでいるとのことです。
 決議案の公聴会に押しかけ、「日本の戦争は聖戦だった」「(「慰安婦」は)ただの娼婦」等と主張しました。

 決議案は委員会に回され、次の公聴会は9月17日です。
 そこを通過した後、万事上手くいけば、22日の市議会会議にて正式に採択される見込みです。

 右派の人々は「慰安婦」碑の建設目的は日本バッシングにある、などと批判を繰り返しています。
 そうした中、産経新聞がこの問題を報じると、橋下大阪市長は記者会見で、この決議案に反対する要請文を送る予定であることを明らかにし、しかも、「慰安婦」碑の建設によって姉妹都市ステータスも考え直さざるを得ないということを示唆しました。

 私たちはこうした情報を受けて大阪市役所に確認をしたところ、橋下市長がサンフランシスコ市に充てて27日に書簡を送ったことが明らかになりました。
 橋下市長の書簡および記者会見についてはこちら

 これに対し、私たちは団体署名をよびかけます。[用紙はこちら(Word)]
 9月17日の委員会で決議案が採択されるには多様なコミュニティからの多くの力が必要です。また橋下市長や「なでしこアクション」のような日本軍「慰安婦」被害者を傷つけるような行動を許さないためにも、そしてサンフランシスコの人々に「日本に住む人はそんな人権意識の欠如した人間ばかりじゃない」と示すためにも、日本の市民の行動が必要不可欠です。
 ぜひとも、趣旨をご理解頂き、お知り合いの組織・団体様にも呼びかけをお願いたします。

 みなさまの周辺でも呼びかけてくださるよう、ご協力よろしくお願いします。

<賛同署名の送付先>
mihola@gmail.com
Japan Multicultural Relief Fund (日本多文化救済基金)
共同代表 美穂・キム・リー

第一次集約:9月8日(火)
第二次(最終)集約:9月15日(火)(必着)


 現地における8・14日本軍「慰安婦」メモリアル・デー決議書の翻訳文は、追記のとおりです。


2015,8 チラシ 2のコピー 
(写真は橋下市長に抗議する関西ネットのビラ) 
(日本語訳:2015年8月26日)by Japan Multicultural Relief Fund, Oakland, CA, USA

オリジナル英語版:https://sfgov.legistar.com/View.ashx?
M=F&ID=3866247&GUID=1B765573-9914-45FE-8F03-B40036DAF02D
ファイル no. 150764

サンフランシスコ市及びサンフランシスコ郡に対し、
“慰安婦”のメモリアル建設を促す決議文
日本によるアジア及び太平洋諸島の植民地支配及び軍事的侵攻は,1930年代より第二次世界大戦終了時まで続いた。 いわゆる“慰安婦”とは 、その侵攻の際に、日本帝国軍により、誘拐及び強制により性的奴隷とさせられた、推定20万人の女性及び若い少女を婉曲的に指す。このことは、世界的に大多数の歴史家が合意するところである。

15年間に亘る日本によるアジア諸国の侵略、占領の期間中に、占領下及び植民地支配下の国々において、日本帝国軍は 、集団強姦、大量虐殺、残忍な拷問などの残虐行為を含む、筆舌に尽くし難い戦争犯罪を犯した。その行為は詳細に記録として残されている。

(にも関わらず、)戦後、東京、南京、マニラ、横浜、ハバロフスクで開かれた戦犯(軍事)裁判においては、ごく少数の最高位の指導的地位にあった軍人が調べを受け、戦犯として有罪判決を受けたにすぎず、大多数(の戦犯)は起訴をまぬがれている。

(此れを受けて)2001年、日米平和条約50周年記念の際には、日本政府が 戦時下の日本軍の残虐行為を完全に認め謝罪し、日本の侵略による犠牲となった生存者に正当な補償を行うよう 求めた決議文no 842-01がサンフランシスコ市の参事会を通過した。

(また)2007年にはマイク ホンダ議員による下院決議文121が超党派の支持を得て、アメリカ合衆国下院を通過した。この決議文もまた、 日本帝国軍が若い女性に性的奴隷となることを強要した事実を、日本政府が正式に認め、謝罪し、歴史的責任を受け入れることを促したものである。

(さらに)2013年には、決議文no.218-13がサンフランシスコ、参事会を通過した。この決議文は、日本が第二次大戦中の性的奴隷制度を否定していることを非難し、“慰安婦“に対する正義を求める内容であった。

2015年は、第二次大戦(1941-1945) また15年戦争(1931-1945)終了、連合国による日本帝国陸軍及び軍国主義に対する勝利から 、70周年目にあたる。

太平洋戦争中の、日本占領下での“慰安婦”を記憶する為に 、カリフォルニア州のGlendale市及びRohnert Park市; ニューショー句集のLong Island; ニュージャージー州のPalisades Park 及びUnion City; バージニア州のFairfax; 最後にミシガン州のMichigan City等、幾つものアメリカの市が既にメモリアルを建設している。

今日、女性や少女の人身売買は、現代の奴隷制の一つとなり、世界中に二千万人の犠牲者が居る。北米のみをとっても推定150万人の犠牲者がおり、労働、性的行為を強要されている。人身売買は、需要と供給の原理、すなわち市場原理にのっとった、いわば犯罪産業である。

サンフランシスコもこの問題に免疫があるわけでなく、その港、空港、産業、増加する移民由に、人身売買の目的地とみなされてきた。

過去週十年に亘り、日系アメリカ人社会の指導的立場にある諸氏は、より広いアジア、太平洋諸島のコミュニティとの関係を強化し、信頼、理解、市民権と社会正義にのっとった社会を築くために努力してきた。

サンフランシスコは移民とその子孫からなる市である。市の住民の多くは、アジア、太平洋諸島の国々に先祖がおり、 日本の過去の性奴隷制を直接または間接的に経験している。

これらの少女や女性達の窮状と苦しみを決して忘れずに、歴史から抹消することが無いように、移民社会、女性団体、人権擁護団体が、連携を深め、サンフランシスコに“慰安婦”及び何百万人にも上る日本軍の犠牲者の為のメモリアルを設立することを推進してきた。

以上の理由により、 市あるいは郡の適切な機関が、コミュニティレベルの団体と協力し、メモリアルを計画し設置することを決議されたい。

また、第二次世界大戦後70周年記念の今年、計り知れない痛みと侮辱を経験したこれらの少女や女性を記念し、 サンフランシスコ市及びサンフランシスコ郡の参事会は、メモリアルの設置に対し、強い支持を表明することを、決議されたい。メモリアルは、此れから何世代にもわたって、 記憶、反省、悔悟、償いの為の、神聖な場となるであろう。
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