NHKの報道姿勢を問い、籾井勝人会長の罷免を求めます!

みなさま 

日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワークでは籾井会長の就任記者会見以来、継続して抗議行動や申し入れを行っています。

この間は毎月NHK経営委員会に合わせて申し入れ書を送付しています。

 

24日の経営員会時に送ったものをお送りします。

 

(ぱん)

 

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NHKの報道姿勢を問い、籾井勝人会長の罷免を求めます!

11月6日、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は、昨年5月にNHK「クローズアップ現代」で放送された「出家詐欺」報道の過剰演出問題で意見書を発表し、「重大な放送倫理違反があった」と指摘しました。意見書は一方で、2015年4月28日、NHKがこの番組についての調査報告書を公表したわずか数時間後、高市早苗総務相が番組に対する厳重注意を公表したことや、自民党情報通信戦略調査会が4月17日の会合にNHKの堂元光副会長を呼び、番組について非公開の場で説明させたことを、放送の自由とこれを支える自律に対する政権党による圧力として厳しく批判しました。

自民党の行いはもちろん厳しい批判に値しますが、私たちは上記意見書の「おわりに」の中で、「放送に携わる者自身が干渉や圧力に対する毅然とした姿勢と矜持を堅持できなければ、放送の自由も自律も侵食され、やがては失われる。これは歴史の教訓でもある。放送に携わる者は、そのことを常に意識して行動すべきであることをあらためて指摘しておきたい。」とあることを、NHKは肝に銘じるべきと考えます。

日頃のニュース番組を見れば、NHKが「干渉や圧力に対する毅然とした姿勢と矜持を堅持」しているとはとうてい考えられないからです。むしろ政権の顔色をうかがい、圧力をかけられるまでもなく、視聴者が政権に批判的な考えを持つような内容は避けているとしか思えません。たとえば、現在大きな問題となっている沖縄辺野古の新基地建設に関して、NHKニュースでは現地の反対運動についての報道など、ほとんど見ることができません。たまに少し報道されても、全体としては、ヘリから撮影した映像を用いながら工事は着々と進んでいると伝える内容になっています。11月7日の渋谷NHK包囲行動で映画監督の影山あさ子さんが、「あれは報道ではなく広報だ」と指摘したのも頷けます。

また、上記意見書が「放送局に不祥事が起きると、再発防止策はどうしても制作現場の管理を強化するという方向に傾きがちである。新たな防止策によって報道現場の管理が必要以上に強化され、『情報源の秘匿』を損なったり事件の真相に迫る取材活動の萎縮を招くことのないよう十分な配慮を期待する。」と述べたことについても、現在のNHKがそのような危惧を抱かせる体質を持っていることの表れだと考えます。

今年2月まで経営委員会委員長代行を務めた上村達男早稲田大学法学部教授は、10月下旬に『NHKはなぜ、反知性主義に乗っ取られたのか』(東洋経済新報社)を上梓し、籾井会長が就任会見で、まだNHK内部のことをまったく知らなかったにもかかわらず、「(NHKの)ボルトとナットを締め直す」と発言したことに関わって、権力をふりかざして現場職員を締め付けようとする姿勢に疑問を呈しています。私たちはそのような籾井会長が、「出家詐欺」報道の過剰演出問題を好機とし、現代社会の矛盾に迫る良心的な番組として高い評価を受けている「クローズアップ現代」の現場制作者への締め付けを強めるのではないか、時間短縮や打ち切りもあり得るのではないかと心配せざるをえません。

さらにNHKは、10月25日の日曜討論において、まだ結成もされていない「大阪維新の会」の片山虎之助議員を出演させる一方で、政党である「山本太郎と生活の党と仲間たち」から山本太郎議員を呼ばないという人選を行い、ここまで露骨に安倍政権の機嫌取りをするのかと、日曜討論のネットサイトが炎上に近い状態になる程の批判を浴びました。

私たちは、安倍政権にすり寄ることだけを信条としているような人物がNHKのトップに居座り続け、公共放送としての責務を果たせない報道番組の原因となっていることにこれ以上我慢できません。
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