【集会案内】被害者不在の日韓合意は解決ではない ~日韓外相会談と朴裕河問題を批判する~

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【集会案内】
日本軍「慰安婦」問題
被害者不在の日韓合意は解決ではない
~日韓外相会談と朴裕河問題を批判する~

[日時]2月14日 13:30~(開場13時)
[会場]PLP会館(JR天満駅・地下鉄扇町公園より徒歩5分)
[資料代]800円(学生400円)
[主催]日本軍[慰安婦」問題・関西ネットワーク
[講師]鄭栄桓さん(明治学院大学教員)

[集会趣旨]
 昨年12月28日、日本と韓国の政府は日本軍「慰安婦」問題の「妥結」をめざして外相会談を行い、「最終的かつ不可逆的に解決されることを確認」と発表しました。しかし、直後から、韓国の被害者たちは「私たちの意見も聞かないで、政府が勝手にしたこと。認められない」と声をあげています。そして、政府間の合意の内容が明らかになるにつれ、「これは『解決』ではない」という声が韓国でも日本でも高まっていっています。
 2014年6月、第12回日本軍「慰安婦」問題アジア連帯会議に参加した被害者と支援者は、この問題の解決とは、「日本政府が加害の事実と責任を認め、謝罪・賠償・真相究明・再発防止等の措置を取るということが被害当事者に示された時、初めてその第一歩を踏み出すことができる」と「日本政府への提言」としてまとめ、届けています。
 にもかかわらず、日韓両政府は被害者の声を一度も聴くことなく「妥結」を推し進め、今回の政府間の合意でこの問題に「終止符」を打とうとしています。報じられるその内容は、その進め方も含め、あまりにも「提言」とかけ離れたものです。これでは被害者の名誉回復はできません。それどころか、岸田外相は今回の成果について「日米韓安全保障協力の前進に寄与」と述べています。安倍政権は日米安全保障体制強化のために、すでに「戦争法」を強行成立していますが、「慰安婦」問題の「妥結」もその流れで行ったとは、「私たちのような被害者を二度と生み出さないで。二度と戦争をしないで」と願っている被害者の傷を再び深くえぐる行為であり、あまりに不誠実です。
 苦しみの底から名乗り出て、自らこの問題を明らかにしてきた被害女性たちが、韓国だけではなく、朝鮮民主主義人民共和国・台湾・中国・フィリピン・インドネシア・オランダ等で、「解決」を待ち望んでいます。私たちはこの「合意」を認めるわけにはいきません。
 今回、講師に鄭栄桓さんを迎えます。日本でも評価が分かれている『帝国の慰安婦』の著者の朴裕河さんは、現在、韓国の「慰安婦」被害者たちから名誉棄損で告訴され、韓国検察庁によって在宅起訴されています。それに対し、「戦争法」に反対してきた著名な学者や作家も含めた人々がこの本を評価し、抗議声明を発表しています。鄭栄桓さんは、朴裕河さんの本の不正確な理解が必ずしも戦争責任・植民地支配責任に関する認識につながらないと指摘してこられました。被害者を傷つけ、「慰安婦」問題の解決を願う人々に混乱をもたらしているこの問題と併せて、お話いただきます。本質を鋭く突く講師のお話を、ぜひ一緒に聴きましょう。
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