第121回大阪駅前水曜行動報告



夜になると秋風を感じるようになった9月7日の第1水曜日、私たちはいつものようにヨドバシカメラ前に立ちました。121回目の大阪駅前水曜行動です。
のちに紹介する数々のアピールのほか、歌って踊ってカードセクションで皆に考えさせる、アクティブな街宣活動でした。

 まず最初に関西ネットから、この間の報告をしました。8.14日本軍「慰安婦」メモリアルデーの取り組みの報告や、日本政府が10億円を支出したこと、少女像撤去を日本政府が未だに要求していることに怒りの声をあげました。

次に、子どもたちに渡すな!危ない教科書大阪の会より、道徳教育の教科化が進む状況について報告がありました。今後、子どもたちは道徳という名で愛国心を教わり、評価さえされることになったのです。まさに戦前の修身の復活です。

次に、ピースおおさかリニューアル裁判を闘っている原告から、海南島での「慰安婦」被害についての紹介がありました。

最後に、朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪より、8.14日本軍「慰安婦」メモリアルデーにソウルを訪問した体験を話していただきました。韓国民衆と連帯し、日本軍「慰安婦」問題の解決と朝鮮学校の無償化の実現の必要を強く実感したとのことでした。

しかし、この日最も胸を打ったアピールは、朝鮮大学校に通っている3人の学生からでした。アピールしていた他の方々には申し訳ないけれど、でもきっと誰もが(きっとほかのアピールされた方々も)そう思っていたはずです。



「日本政府はどれだけ真実を知らせず、隠そうとするのでしょうか。日本人の無関心を政府が作り出しているとしか思えません。日本軍「慰安婦」ハルモニたちがどのような苦しみに遭遇したかは、私たちの想像を絶するけれど、でもわかろうとすることこそが大事です。でも、この社会では自分で知ろうとしないとわかりません。日本政府は何も教えてくれません。だから私たちがこうやって声を出さなくてはいけないのです。」

「李玉善ハルモニにあったことがあります。子どもを産めない体になったと仰っていて、聞いていてとても辛かったです。私たちの学校では、ハルモニたちの苦しみもちゃんと教えてくれる。でも、それが反日教育でしょうか?
沖縄にも行きました。機動隊は怖かったけれど、周囲の人たちに出会って、学ぶことも多かったです。そこには朝鮮人も日本人もありません。」

「学校では日本が隠し続けている歴史を学んでいます。朝鮮学校に金福童ハルモニが来られて、鉛筆をプレゼントされたことがありました。キチンと歴史を学んで、同じ歴史を繰り返して欲しくないというハルモニの願いだったのだと思います。歴史を正しく学ばなければ、また私たちが「慰安婦」にされるのかもしれない。」

「反日教育」とは朝鮮学校によく貼られるレッテルです。しかし在日朝鮮人として生きる子どもたちにとっては、当然のことを教えられているだけ。しかも日本のことを悪く教えているのではなく、日本政府が犯した過ちを正しく教えているだけなのです。その結果、このような人の胸をうつ発言が自分の身の丈にあった形で湧き上がってくるのだから、これのどこが「反日教育」なのかと本当に腹が立ちます。
かたや日本の公教育は、道徳を教科化し、通信票で評価を行い、子どもたちに愛国心を植え付けようとしています。
日本軍「慰安婦」問題にしてみても、韓国では日韓合意が誤っているという世論が高まっている一方、日韓合意こそが唯一の道であるかのように報道され、少女像の撤去も当然であるかのような雰囲気に包まれています。
何が正しくて何が間違っているのか。自分の信じている常識とやらがどこまで疑わしいものであるのか。深く考えさせられる、9月の水曜行動でした。(だい)

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