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「阿嬤の家-平和と女性人権館」(AMA Museum)レセプション

12月10日、台湾の台北で「阿嬤の家ー平和と女性人権館」(AMA Museum)の開幕式があり、前日の9日にはレセプションが開催されました。多くの日本の支援者の他にも、韓国、中国、アメリカから支援者がやって来て、とても彩りのある雰囲気に包まれました。

博物館建設には足掛け12年かかったそうで明日の開幕に至るまで様々な紆余曲折があったようです

日本軍「慰安婦」問題の博物館ができるのは、台湾ではこれがはじめて。韓国や中国には複数あり、日本では唯一wamがその役割を果たしています。

各国からの挨拶のなかで、心に残る話はいくつかあったのですが、婦女救援基金会の康淑華さんが、今回の博物館の場所を制定するにあたって教育を重視するように心がけたと話されていたのが、特に心に残りました。博物館は観光客や若い人が多く訪れる場所にあり、グッズ販売などに力をいれ、また映像の機能を強化することで若い人にも伝えていく努力をするそうです。韓国でも同じような取り組みがなされています。

婦援会には若いスタッフがたくさんいます。しかし日本では教科書に記述されていないこともあり、若い世代への継承がうまくいっているとは言えません。被害者の高齢化が進み、今どこの国でも記憶と記録の継承が問題になっていますが、日本では台湾以上に記憶の継承が必要です。先述したように日本ではwamが博物館としての役割を担っていますが、いまや爆破予告が送られてくるような、あまりにもひどい日本の現状です。

明日は「阿嬤の家」に赴きます。台湾での取り組みを学び、日本での活動にいかしていきたいと思います。

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