第130回大阪駅前水曜集会報告

 6月の水曜集会は大阪の梅雨入り当日と重なってしまい、降りしきる雨の中で行われましたが、60人以上の参加者が結集し、熱意と連帯感あふれるものになりました。
 恒例「水曜デモ」の歌に続いて、共謀罪を廃案に追い込む運動の先頭に立っておられる永嶋弁護士からのお話。
 たとえば、会社の営業成績を上げるための作戦会議でさえ、警察の思惑一つで犯罪となり得ることなど、様々な具体例に背筋が凍るような思い。「キノコとりも便所の落書きも、相談するだけで罪になるけど、そんなことで逮捕したら刑務所が満員になるから、警察がターゲットにするのは政権批判。皆さん、政権を批判する人がいなくなったら、いったいこの国はどうなると思いますか?」という問いかけは、信号待ちの若い人たちにびんびん響いていると感じられました。
 お話の締めくくりには、「自民・公明・維新の議員たちに、こんな法律が成立したら、いつかあなた自身が困ることになりますよ」と電話やFAXで伝えましょうという呼びかけがありました。
 「ほんとにその通り、いつ誰が捜査対象になるかもしれないのが共謀罪。日常が壊される前に立ち上がらないと」と思わせてくれる迫力に満ちたアピールでした。
 続いては、関西ネットからこの間の出来事に関する報告とアピール。その中心はなんと言っても詩織さんの告発。性暴力を受け、それをなかったことにされようとしたのは、詩織さんも日本軍「慰安婦」被害女性も同じ。「あったことをなかったことにはできない」と勇気をもって立ち上がった詩織さんや「慰安婦」被害女性を支えようと呼びかけました。
 パウィチョロンの踊りに続いては、朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪からのアピール。行政による朝鮮学校差別は「子どもの人権条約」にどれほど違反しているかが切々と訴えられました。そして、7月28日11時大阪地裁で朝鮮高校への無償化適用を求める裁判の判決が出され、その夜、18時半より東成区民センターで報告集会があるので結集をという呼びかけがありました。
 「共にゆこうこの道」の歌に続いては、ピースおおさかのリニューアル展示に関して裁判に訴えておられる方からのアピール。情報公開を拒み、市民の意見に耳を塞いで強行されたリニューアル展示が、歴史歪曲にもとづき、子どもたちを再び戦争に駆り立てようとする内容であることが具体的に説明されました。そして、ピースおおさかを訴えた裁判の判決が6月15日13時15分に大阪地裁で出るので結集をという呼びかけがありました。
 最後のアピールは、「東アジアの平和を目指す青年学生の会2017」のメンバーで京都から来てくださった在日の若い女性からでした。2015年末の日韓合意は、被害者の声を一切無視して結ばれ、日米韓軍事同盟のためのものでしかないと訴える言葉からは、被害者の痛みを我がこととして、その思いに寄り添おうとする真摯な生き方が伝わってくるようでした。
 締めくくりに、「日本政府は「慰安婦」被害者に賠償せよ」「安倍政権の戦争のできる国作りを許さないぞ」とシュプレヒコールをあげ、一時間の行動を終えました。
 来月は7月5日。ぜひご参集ください。
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