2017/11/01
第135回大阪駅前水曜集会報告
少し肌寒くなってきた11月1日水曜日、大阪駅前水曜集会を行いました。
まず最初に、関西ネットから活動報告を行いました。
関西ネットは、吉村大阪市長が取っている恥ずべき行動について、この間抗議行動を行っています。吉村市長はサンフランシスコ市が市民の願いで建てられた「慰安婦」碑に対して、姉妹都市の取り消しをちらつかせて恫喝を行っています。(詳細は抗議文をお読みください。)
また「慰安婦」関連の資料をユネスコ文化遺産に登録する件についても、日本政府は強い妨害活動を行っています。ユネスコは「対話を促すために」登録を見送っているというニュースが流れていますが、対話を妨げているのは日本政府です。そのこと自体が被害者を苦しめるものであり、私たちは到底許せるものではありません。
留学同の若い方からアピールがありました。
ハルモニたちの闘いを見て、私たちがどう行動するのか問われている気がする。私たちも、年配のあとに続いてというよりも、私たちこそが主体的に運動を担っていきたい。
11月25日は女性に対する暴力撤廃の国際デーです。性暴力を許さない女の会からもアピールがありました。
現代の性暴力被害と日本軍「慰安婦」問題とは、密接な関係があります。
日本軍「慰安婦」問題について「無理やり連れて行かれたというのでなければ強制ではない」と主張したがる人もいますが、騙されてる連れて行かれても強制です。このような言説は、今の日本の性暴力被害についても横行しています。強かん事件でも被害にあったとき、騙されたり激しく抵抗できないことが多いのに、被害者の主張はバッシングにあうこととも多いです。市井の男性にだけではなく、判決にも信じられないものが多いです。
「女がしっかり抵抗せえへんから、男が合意があると勘違いしてもしゃあない」
「抵抗したのならこんな被害には合わない」
そんなひどい判決も出ています。
性差別が横行するのはファシズムの初期症状という指摘もあります。ファシズムに抗するためにも、女性の人権を守り、差別と闘っていきましょう。
最後にシュプレヒコールをあげ、参加者50人とともに11月25日に韓国ソウルで開催される「2017 同行の日 私たちの手で解放を!」に対するメッセージ動画を撮影しました。
次の大阪駅前水曜集会は12月6日。みなさん、大阪梅田ヨドバシカメラ前でお会いしましょう!
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