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【集会案内】軍隊は女性を守らない ~沖縄の日本軍慰安所と米軍の性暴力~

【集会案内】軍隊は女性を守らない
~沖縄の日本軍慰安所と米軍の性暴力~
日 時:2014年3月16日(日)14時~(13時半開場)
場 所:PLP会館
資料代:500円(学生300円)
主 催:日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク

 日本軍によって設けられた慰安所は、日本軍の占領した地域や駐屯地、銃弾の飛び交う最前線まであらゆる所にありました。それは、「国内」である沖縄でも同じでした。
 アジア太平洋戦争末期、日本の「防波堤」にされた沖縄では、3ヵ月にわたる地上戦で多数の住民が犠牲になりました。沖縄に配備された日本軍は、部隊が駐屯した津々浦々に慰安所を作り、沖縄や朝鮮、台湾、本土の女性たちを「慰安婦」にしました。
 そのような「慰安婦」の中に、裴奉奇さんもいました。裴奉奇さんは1975年に「慰安婦」被害者として世間に知られることとなりましたが、被害者に対する謝罪と補償を求める運動は戦後補償の気運が高まる1980年代後半を待たなければなりませんでした。金学順さんが名乗り出られ「慰安婦」被害者として初めて裁判に訴えた1991年、裴奉奇さんは亡くなられました。
 それ以降、沖縄では多くの女性たちが立ち上がり、沖縄の慰安所の実態調査が始まりました。さまざまな証言やたくさんの資料を掘り起こし、沖縄で144カ所もの慰安所があったことなどが明らかになりました。
 日本軍が敗退した米軍占領下では、米兵による強かん事件が多発。本土復帰後、40年経ってもなお性暴力事件は後を絶ちません。日本軍「慰安婦」問題は、沖縄では常に軍隊の女性に対する性暴力の問題として語られます。沖縄では日本軍「慰安婦」問題は、当然のように今日の課題なのです。
 一方大阪では、橋下市長が「『慰安婦』制度は必要」「米軍も沖縄の性風俗産業を活用すべき」と発言しました。多くの批判が寄せられたにもかかわらず、橋下市長は今なお「慰安婦」被害者と沖縄の女性たちに謝罪していません。
 日本軍「慰安婦」問題とはわたしたちにとって何なのか。日本における沖縄とは一体何であるのか。橋下市長を生み出した大阪の地で、みなさんと共に考えたいと思います。


【講師】 渡辺美奈さん
 アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)事務局長。日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表。
 wamでは2012年に沖縄での慰安所と米軍の性暴力の実態を告発する展示イベントを開催しました。その企画・製作過程において、渡辺さんは沖縄の女性たちと共に、中心になって尽力されました。




http://www.ianfu-kansai-net.org/shuukai/20140316.pdf
(上記HPより集会のチラシがPDFでダウンロードできます。)
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