【関西ネット抗議文】橋下さん、直ちに市長を辞任してください! 吉田証言や朝日新聞を悪用した「慰安婦」否定は許さない!

 8月15日午後、前日の日本軍「慰安婦」メモリアル・デーの集会で確認された抗議文を、橋下市長に届けました。大阪市側は係長がふたりで対応しました。

 市長による、事実をねじ曲げた発言で、被害者の尊厳を傷つけ、国際社会での日本の信頼を失墜させるものだと説明し、市長に必ず伝えるようにきつく言いました。






橋下徹大阪市長
橋下さん、直ちに市長を辞任してください!
吉田証言や朝日新聞を悪用した「慰安婦」否定は許さない!

 8月5日、6日に朝日新聞が日本軍「慰安婦」問題に関する朝日新聞のこれまでの報道の検証記事を掲載しました。これに対し、橋下大阪市長は定例記者会見やTV番組で繰り返し発言しています。昨年、「戦場で兵士を休息させようと思ったら慰安婦制度が必要だった」と述べて、国内のみならず国際社会からも非難され、政治家としての資質が問われたにもかかわらず、今回もまた同じ発言を繰り返し、反省のかけらも見えません。
 橋下市長は「今一番やらなければならないことは日韓関係の改善」であると言いながら、日韓の二国間条約等により法的に解決済みという日本政府の立場を主張しています。しかし、条約が締結された1965年当時、「慰安婦」問題はその論議の俎上にすら上ってはおらず、2005年8月に韓国政府は二国間協定について「財政的民事的債権・債務関係を解決するためのものであり、日本軍慰安婦問題等のような日本政府等の国家権力が関与した『反人道的不法行為』については本件協定により解決されたものとはみることができないので、日本政府の法的責任が認められる」という立場を表明し、日本政府と対立しているのです。加害国からの一方的な「解決済み」の主張は被害国では受け入れられていないのです。
 そして日本軍「慰安婦」問題は決して日韓間だけの問題ではなく、日本が侵略、植民地支配したアジア全域にわたる問題です。橋下市長が言うように吉田証言によって「慰安婦」問題が国際的な問題になったのではなく、被害女性たち自らが勇気ある告発をしたことでこの問題は国際世論化したのであり、彼女たちを置き去りにした日韓の政治問題化が解決を困難にしているのです。あなたが今やるべきことは、被害女性たちに謝罪し彼女たちの声を聴くことなのです。

 また、オランダ人女性を強制的に「慰安婦」にしたスマラン事件について、市長は個別の兵士の罪であって処罰を受けたとして軍(国)の責任はないと言っていますが、当時の法規範に則っても、人道に対する罪で刑事罰を受けた兵士が所属する国は、その者を処罰すべき責任をもっています。そもそも軍に制度がなければ兵士の勝手な判断で慰安所を設置し、女性を集めるのは不可能です。
 さらに「民間業者が悪さをするから取り締まりや性病が蔓延しないように検査をする」というのは、まさに「戦場には慰安婦が必要だった」と言ったことを正当化し、軍の関与があったことも自ら証明しているではありませんか。

 橋下市長は日本の国家としての国際社会での名誉挽回を力説していますが、日本がどのような加害行為をしたのか、真実を明らかにして、謝罪し、賠償し、二度と繰り返さないことを誓い、それを行動で示さない限りそれは不可能と言わざるを得ません。
 ところが、日本政府は河野談話を継承するとしながらも、慰安所での強制性を認めようとしていません。そればかりか、橋下市長のように被害者をさらに何度も傷つける暴言を放置し続けています。誰が言ったのか知りませんが、「日本はレイプ国家だと蔑まれている」と嘆くよりも、自国の過去の過ちに真摯に向き合い、どのような謝罪をするのかを世界に示すことで、日本に対する国際社会の不信感を払しょくすることができるでしょう。
 橋下市長、私たちはあなたが「慰安婦」発言の撤回と謝罪をし、公職から辞任するよう求め続けます。直ちに市長を辞めてください!

2014年8月14日
日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク
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